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2020年新春インタビュー(15)−鶴田太美東郷町商工会会長

本紙掲載日:2020-01-27
1面

飲食店、数年ぶり3店舗オープン

◆空き店舗活用しさらに創業支援

 −−就任2年目の年でした。

 商工会を取り巻く環境は厳しく、少子高齢化に伴う人手不足、後継者問題のほか、最低賃金の引き上げ、働き方改革など経営課題の解決に向けた早急な取り組みの必要性を再認識した年でした。

 −−見えてきた課題は。

 昨年は、数年ぶりに新規の飲食店が3店舗もオープンしました。地域の課題が山積する中、明るい話題となり非常にうれしく自信になりました。町内に人を呼び込み、にぎわいと活気のある地域づくりを目指すために、新店舗などの情報発信、空き家や空き店舗を活用した創業支援などこれまで以上に進めていかなければいけないと感じています。

 また、道路拡幅工事に伴う商工会館の移転も、来年3月までに完了しなくてはなりません。現在、移転先などを調整しています。関係者の皆さまには、ご迷惑をおかけしますが、ご協力をお願いしたいと思います。

 −−空き家や空き店舗対策は。

 オープンした3店舗のうち、2店舗は空き家を活用したものでした。2012〜14年度に東郷地区定住人口増進事業「プロジェクト298」を実施しました。これは、町内の不動産をリサーチし、その情報を積極的に町外へ発信することで、定住や企業誘致を進める取り組みでした。実際に、県外からの移住につながるなど一定の効果がありました。現在、さらに空き家や空き店舗が増加しています。

 また、空き家の中には、家財道具などが残されたままの物件もあります。これは、空き家などの活用を検討している方の印象を左右する重要な部分にもなりますので、空き家の持ち主や不動産業者などの協力を得ながら、家財道具などをきれいに片付けることが第一と考えています。

 今後は、改めて町内の不動産情報を調査し、共有できる体制づくりを進め、東郷町の良さを知ってもらうことで人口増加につなげたいと思います。

 −−イベントや会員増強は。

 毎年8月初旬には、商工会青年部主催「うなぎつかみ取り大会」を開催し、東郷地域のみならず市内外より多くの方に参加いただいております。さらなる地域のにぎわいづくりのためには、年間を通じたイベント実施も重要だと考えています。そのためには、商工会青年部や女性部はもちろん、他団体との連携を深めることが重要となります。現在、各団体からの要望などをまちづくり協議会がヒアリングしている段階で、イベント開催に向けて定期的な話し会いを行っています。

 会員増強は、役職員などが地域内の事業所を回り、商工会の概要説明や入会するメリットなどについて説明しています。一気に増やすことは難しいですが、根気よく草の根活動を継続していきます。

 −−消費増税、軽減税率への対応は。

 早めの事前準備と実務対策を目的に、昨年7月「消費税軽減税率対策セミナー」を開催しました。地域内の事業所は、軽減税率制度に対応した区分経理を行うとともに、消費税を適正に価格に転嫁するなど事業を安定して維持、継続していくための環境整備に取り組んでいます。商工会としても引き続き専門家派遣事業など、きめ細やかな支援を行っていきます。

 −−今年の抱負をお願いします。

 地域唯一の総合経済団体としての存在意義を全うすべく、会員事業をはじめ、地域事業者の持続的発展に努めたいと思います。国や県、市などの施策を活用しながら、業種の垣根なく東郷地区経済の振興に取り組みます。地域内のにぎわいづくりや地域経済振興を図るためにも、地域に根ざした経営支援を臨機応変に展開し、各団体と協力しながら地域の皆さまとともに挑戦していきたいと考えています。

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