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警察官の仕事を学ぶ

本紙掲載日:2020-01-16
2面
白バイにまたがり、サイレンの大きさに驚く児童
敬礼のポーズをとる八戸小の児童と教職員
マスクをして指紋を検出する鑑識作業を体験

日之影・八戸小の児童−高千穂署を見学

 日之影町八戸小学校(二宮聡校長、17人)の児童が10日、高千穂警察署(中原雅孝署長)を訪れ、署内の見学や110番通報、鑑識活動の体験などを通して警察官の仕事に理解を深めた。110番の日にちなんだ行事。

 このうち110番通報では、目の前に現れた不審者役の警察官の特徴を捉え、代表児童が実際に110番通報。「黒い帽子」など服装や人相などを丁寧に伝えた。その後、事案の発生時間や場所、犯人の特徴を伝えて捕まえるまでの流れを見学。署員は「正しく110番しましょうね」と語り掛けた。

 また、鑑識体験では、児童がはけと細かい粉末を使って缶や瓶に付いた指紋を採取。丁寧な作業で、指紋を次々と浮き上がらせると署員から「みんな上手にできていますね」と褒められていた。

 父親が警察官という5年の津隈絢音さん(11)は「家ではあまり警察の仕事の話は聞かないけれど、きょうはいろいろ教えてもらって勉強になった。鑑識体験など面白くて楽しかったです」と話した。

 この日は、日之影町内の小学生でつくるボランティア組織「日之影地域安全少年隊」と、日之影・八戸駐在所連絡協議会のメンバーらも見学に訪れた。

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