応援投票呼び掛け−ＧＡＰ食材コンテスト

県庁で連絡会議

◆東京オリパラ−取り組みを共有

　「みやざき東京オリンピック・パラリンピックおもてなしプロジェクト連絡会議」がこのほど、県庁であり、延岡、日向市などが参加する「ＧＡＰ食材を使ったおもてなしコンテスト」への応援投票を呼び掛けるなど、各担当者が取り組みを報告した。

　同コンテストは、全国の農業高校などで生産している国際水準規格（ＧＡＰ）の食材を使い、自分たちの地域で受け入れる選手らに日本のおもてなしの心の素晴らしさを発信する企画。全国から３５チームが参加し、インターネットの特設サイトで応援投稿を受け付けている。

　県内からは、延岡市が延岡学園高校と県農業大学校、日向市が高鍋農業学校と宮崎大学に、それぞれ県を加えた編成の２チームでエントリー。受け入れているチーム国へのおもてなしを念頭に、延岡市チームはドイツ、日向市はトーゴを意識した料理に挑戦している。１月１５日までの期間中、同じメールアドレスから１日１回投票することができる。

　会議ではまた、延岡市の担当者がドイツとミャンマーのホストタウンとして、各柔道連盟の選手と市民との交流などを写真や映像を交えて紹介。旭化成柔道部の拠点で、全日本男子代表合宿受け入れの実績があること、ミャンマーとの経済分野の交流が縁になったことなどを振り返った。

　日向市は、力を入れるサーフィンで交流が深まったアメリカ、同市の東郷町と名前や気候などがよく似ているとの親近感からトーゴ共和国のホストタウン事業が始まったことなどを報告した。