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デイリー健康大学日向会場(上)

本紙掲載日:2020-01-06
8面

子育て支援と病児保育−お倉が浜Kidsクリニック・鈴木章平院長

 公益財団法人デイリー健康福祉事業団(夕刊デイリー新聞社内、松下勝文代表理事)主催の第26期デイリー健康大学日向会場第4回講座がこのほど、日向市文化交流センター3階会議室であった。日向市財光寺のお倉が浜kidsクリニックの鈴木章平院長(41)が「子育て支援と病児保育」をテーマに話した。講演の要旨を紹介する。


◆ニーズの高さ−共働き、核家族化が背景に
 宮崎県内、急性期の対応型少なく

 子どもの医療の特徴として、感染症が非常に多いことがあります。風邪、胃腸炎、RSV、インフルエンザは全て感染症です。症状の程度もさまざまで、保育所などで感染が広まりやすいことが特徴です。

 一般の保育所では感染症のまん延を防ぐために、発熱や嘔吐(おうと)・下痢症などがある場合に、登園は制限されます。

 病児保育とは、このような一般の保育所では保育できない園児を、就労や疾病などで子どもの看病ができない保護者に代わって、小児医療に熟知した保育士、看護師、小児科医師などの専門家集団が一時的に保育・看護することです。

 遊びを通して心身の成長・発達を育む保育と、病児に対して最適な看護を実践し、安心や安らぎを提供する医療との二つの側面があります。

 2015年に子ども・子育て支援制度が施行され、病児保育事業は多様な保育の受け皿として「地域子ども・子育て支援事業」に位置付けられました。

 実施主体は、市町村または市町村からの委託事業者であり、運営補助費は国、県、市町村が3分の1ずつ負担することなっております。病児保育のニーズの高まりは、共働き世代の増加や、核家族化により祖父母に子どもを預けることが困難になっていることが、背景にあります。

 病児保育は病気の急性期の児童を保育・看護する「病児対応型」と、回復期のみ利用可能な「病後児対応型」に区別されています。実際には病気の急性期と回復期の境目は不明瞭なため、施設の受け入れ体制と保護者の任意で利用施設を選択されます。

 「病児対応型」は医療機関に併設されることが多く医師が常駐しており、児童の急変時に速やかに対応が可能なメリットがあり、基本的に病気の重症度にかかわらず全ての児童を受け入れることが可能です(入院が必要な児童は除く)。

 一方、「病後児対応型」では、医師の常駐がないため、施設ごとで受け入れに制限があります。病後児対応型は保育所に併設されることが多く、開室時間に柔軟性があったり、自園の給食を提供できたり、在園児の場合は慣れた環境で過ごせる安心感があります。宮崎県内では他県と比較し、病後児対応型は多くありますが、病児対応型は少なく、県北では当施設のみです。

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