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旭化成陸上部・喜びの懇親会

本紙掲載日:2020-01-04
3面

小堀社長「偉業を成し遂げた」

◆これを弾みに東京五輪へ−前橋市内のホテル

 旭化成陸上部は4連覇を達成した1日、後援会が群馬県前橋市内のホテルで開いた懇親会に出席した。会場には後援会メンバーや会社関係者ら約130人が集結。祝福ムードに包まれる中、冒頭に小堀秀毅社長が「偉業を成し遂げてくれた。駅伝の成果を大きな励みにし、東京五輪にも出場してほしい」とオリンピックイヤーの幸先の良いスタートを喜び、今シーズンの活躍に期待を寄せた。

 陸上部の各スタッフもあいさつ。佐藤彰洋陸上部部長は「皆さんの温かい応援のおかげで4連覇できた。若手の成長も見られ、今後につながる」と述べた。宗茂顧問は「ハラハラドキドキの展開だったが、終わってみれば大会記録を大幅に上回る結果。ニューヒーロー(6区小野知大)が出たのも良かった。きょう走れなかった選手も次は自分の番だと奮起してほしい」と語った。

 宗猛総監督は「誰を使っても大丈夫という状況で、いろいろな区間編成を考え悩んだのは久しぶり。茂木(圭次郎、1区)や小野が今回活躍したことはチームにとって大きい。駅伝は4連覇できたが、旭化成はやっぱりマラソン。五輪を狙い、駅伝でも勝つという伝統をこれからも続けたい」。西政幸監督は各選手の活躍に触れた上で「ワンチームで戦えた。大会のレベルは上がっているが、その中でも勝ち続けたい」と連覇を伸ばしていく覚悟を示した。

 歓談中は選手たちも登壇し、感想を述べた。1区茂木選手は「区間賞を取れなかったのは個人的に残念だが、役割は果たせたと思う」と一定の手応え。3区市田宏選手は「後ろから追い上げられているとは思わなかった。来年も3区を走り、積極的なレースを展開してリベンジしたい」と誓い、4区市田孝選手は「個人的には納得できるレースではなかったが、みんなで優勝できて良かった。このチームの勢いを個人種目にもつなげていきたい」と語った。

 区間賞を獲得した5区村山謙太選手は「ここでトヨタに離されると優勝がなくなると思った。自分の走りで優勝が決まる、良い位置で小野につなぎたいと走った。この区間賞を弾みに、3月の東京マラソンで日本記録に挑戦したい」と力を込めた。区間新で区間賞を奪った6区小野選手は「名だたる選手に勝てたことよりも、(区間記録保持者だった先輩の)宏さんの記録を超えられたことが自信になる。宏さんのアドバイスが良かった」と偉大な先輩超えを喜んだ。

 故障明けながら区間新をたたき出したアンカー鎧坂哲哉選手は「アンカーの仕事はゴールテープを切ること。調子は良いわけではなかったが、こういう走りができて自信になった。トラックで日本記録を狙い東京五輪を目指したい」と語り、大きな拍手を浴びた。


◆歓喜の輪−エンクロスでパブリックビューイング

 延岡市幸町の駅前複合施設「エンクロス」ではパブリックビューイングが行われ、旭化成4連覇の歓喜に沸いた。

 2階待合ラウンジに大型モニターを設置。レース前半から駅伝ファンや帰省中の中学生ら延べ約100人が訪れ、旭化成勢の走りを見守った。

 レースが動いた後半、6区の小野知大選手がトヨタ自動車の選手をかわして首位に立つと、拍手が起こり、「よっしゃ」の歓声も。アンカーの鎧坂哲哉選手がトップの座を守ってゴールすると、ひと際大きな拍手と万歳で歓喜の輪が広がった。

 延岡市出身で宮崎西高校付属中学校2年生の馬目歩さん(14)は「故郷の誇り。旭化成が4連覇して非常にうれしい。最後の3選手が区間賞を取った、その粘りを見習っていきたい」と語った。

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