全国大会に向けて壮行会

「日本一を目指す」出場選手が抱負−延岡学園

　延岡学園高（柳田光寛校長、４９７人）は５日、この冬に開催される全国大会に出場する部活動生らの壮行会を、延岡市大峡町の同校体育館で行った。選手たちはユニホーム姿で登場。全校生徒を前に「日本一を目指す」などと誓った。

　全国大会に出場するのは、男子バスケットボール、女子バレーボール、女子弓道の３運動部と、調理科３年の山浦琉聖さん。

　男子バスケは２年連続（１６回目）でウインターカップ（今月２３日〜、東京都）、女子バレーも２年連続（１８回目）で春高バレー（来年１月５日〜、東京都）、弓道女子団体・個人は４年ぶり（１０回目）に選抜大会（今月２３〜２５日、群馬県）に参戦する。山浦さんは第２０回シーフード料理コンクール（今月７日、東京都）で腕を振るう。

　柳田校長は「やればできるということを実証してきて。全校生徒、全職員で応援している」と激励。生徒会長の上野瑞綺さんも「今までやってきたことを信じて頑張ってきてください」と生徒を代表して言葉を送った。

　これを受けて、各部の代表者が宣誓。男子バスケ部主将の中小路優さん（３年）、女子バレー部副主将の松田梨那さん（同）、女子弓道部主将の安藤真凜さん（２年）、調理科の山浦さんは声をそろえ、「県の代表としてこれまでの練習の成果を十分に発揮し、正々堂々と戦う」と力を込めた。

　各部はそれぞれ抱負も述べ、「日本一を目指す」「自分たちの力を最大限発揮する」「満足できる結果を出す」などと決意表明した。全校生徒は校歌や学園応援歌を高らかに歌い、大舞台に羽ばたく仲間の背中を押した。