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「タケノコ寿司」完売の人気

本紙掲載日:2019-12-05
2面
道の駅で限定販売されたタケノコ寿司(道の駅北方よっちみろ屋)

下鹿川山ん幸を活かす会が販売

 延岡市北方町下鹿川地区の住民でつくる「下鹿川山ん幸を活(い)かす会」(上田美利会長、約20人)が、かつて全国のイベントで賞を受賞した特産品「タケノコ寿司」を復活させた。11月3日の初販売では100個が完売するなど人気で、中山間地域の財源として注目を集めている。

 タケノコ寿司は地元で採れる黒竹のタケノコと米で作るシンプルな料理。下鹿川地区では保存食として各家庭で作られており、祭りなどで振る舞うことによって味のよさが広まっていった。1986年には全国ふるさとおにぎりコンクールで全国農協中央会長賞を受賞するなどしたが、90年ごろに販売が止まってしまったという。

 地域活性化のためにももう一度販売を始めようと、住民らが同会を結成。今年6月には材料となるタケノコを軽トラック約3台分確保して缶詰めにして保管し、保健所の営業許可申請や年間を通じての製造、販売ができる手法の検討などを進めてきた。

 復活後初の販売となった11月3日の下鹿川農産祭りでは100個が完売。翌週に道の駅北方よっちみろ屋に並べた100個も売り切れ、手応えを感じたという。

 12月1日は延岡市内の3道の駅で限定75食を販売。上田会長は「何とかしないと高齢化が進むばかり。来年は材料の確保や保存をどうしていくのか考えていきたい」と話した。

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