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津波避難高台、10億円増−県総合運動公園

本紙掲載日:2019-09-25
1面

知事らの交渉なしを疑問視−県議会

 県は24日、盛り土高台の整備地を変更する県総合運動公園の津波避難施設の事業費が、当初計画から10億円増える見通しを明らかにした。県議会商工建設常任委員会(日高博之委員長)で説明した。

 津波避難施設は、高さ9メートル、長さ360メートルの盛り土高台(2万5100人収容)と、計4カ所の避難デッキで3万1300人収容。来年度中の完成を目指していた。

 しかし、盛り土高台の整備を予定していた民有保安林の地権者である自治会が反対。公園内の中央広場に変更する方針を今議会で表明していた。

 県都市計画課によると、当初計画の事業費は2カ年で42億〜62億円だった。しかし、場所を変更する盛り土高台が2億円増。陸上競技場のメインスタンドに新たに計画する避難デッキに8億円で、合計52億〜72億円を見込むという。

 委員会で県は昨年3月以降、地元自治会に対し、計6回の説明会を開催したことを報告。議員からは、知事や副知事が直接交渉に出向かなかったことなどに対し、疑問視する声が上がった。

 日高委員長(自民、日向市区)は「過程の中でトップが地域の方と膝詰めで話すなど、最大限の努力をしたのか。それが残念なところで、(県議会自民党)会派として知事に謝罪を求めていくべきと協議していく」と語った。

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