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心育む童謡100年

本紙掲載日:2019-08-06
6面

ご縁つながり、延岡でコンサート

◆命の大切さ、四季の美しさ…−音羽ゆりかご会と共演

 「みかんの花咲く丘」「里の秋」の作曲で知られる海沼實さんの孫で、作曲家、音楽評論家などとして活躍する海沼実さん(46)と、日本で最も歴史のある實さん創設の児童合唱団「音羽ゆりかご会」(東京都)を迎えた「童謡100年記念ジョイントコンサート」が7月28日、延岡市の延岡総合文化センター大ホールで開かれた。ある〃ご縁〃がつながって実現。県北の児童合唱団や県内の童謡愛好家をはじめ、会場を満席にした来場者約1300人も一緒に、詩情豊かな童謡を歌い楽しんだ。主催は同記念プロジェクト・のべおか実行委員会(末藤俊二実行委員長)と県立芸術劇場。のべおか文化事業団と市文化連盟の共催。

 〃ご縁〃の始まりは、童謡の始まりとされる児童雑誌「赤い鳥」の創刊から100年を迎えた昨年5月。海沼さんは旅行で長女の酉希(ゆき)さん=当時、中学1年生=と同市を訪れ、ミニコンサートを開いた。実行委員会の副実行委員長で、市内で合唱団を指導する中島玖美子さん(72)が、海沼さんの著書「海沼実の唱歌童謡読み聞かせ」(東京新聞発行)を団員たちに紹介したことがきっかけだった。

 ミニコンサートの反響が大きかったことから、また、子どもたちにもっと童謡を好きになってもらいたいとの思いから、創設86周年の音羽ゆりかご会を迎え、今回のコンサートが実現した。

 第1部は、初の九州公演となった音羽ゆりかご会のステージ。6〜19歳の19人が前半は着物姿で、後半はベレー帽をかぶった制服姿で登場し、会歌でもある「ゆりかごの歌」や、日本で初めて曲の付いた童謡として発表された「かなりや」などを披露、澄んだ歌声で来場者を魅了した。

 海沼さんはユーモアを交え一曲ずつ、発表された時代背景や情景などを解説した。「赤い鳥小鳥」については「育つ環境によって鳥たちはさまざまな色に変化します。私たちの子育てにおいても、日ごろの過ごし方が大切なんだと、背筋が伸びる思いにさせてくれる歌です」。

 また「しゃぼん玉」については「空まで飛んでいくしゃぼん玉もあれば、すぐに壊れて消えるしゃぼん玉もあるけれど、どれも壊れる直前まできらきらと輝いています。人の命も同じ。生きている瞬間を大切にしたい。そう思わせてくれる歌です」など、自身の解釈を分かりやすく伝えた。

 第2部は延岡少年少女合唱団、津野田音楽院、くろだおんがく教室の子どもたちで結成した県北児童合唱団のステージ。5〜19歳の38人が出演し、延岡市ゆかりの歌人・若山牧水が作詞した「ダリヤ」「めだかごっこ」をはじめ、同じく、同市ゆかりの童謡作家・権藤はなよや詩人・野口雨情の作詞曲を披露した。

 第3部では、音羽ゆりかご会と県北児童合唱団の子どもたちが一緒にステージに立ち、「我は海の子」「おぼろ月夜」「もみじ」などを歌い、日本の美しい四季を優しくつむいだ。さらに第4部では、県内の童謡愛好家や実行委員会メンバーもステージに上がり、来場者にも呼び掛けて、会場全体で「朝はどこから」「里の秋」「みかんの花咲く丘」などを声高らかに歌った。

 フィナーレでは海沼さんを驚かせようと、出演者全員で海沼さん作詞作曲の「しあわせでした」を歌うサプライズ企画もあり、盛り上がった。実行委員長の末藤さん(80)は「童謡は豊かな心を育みます。どうぞ、お子さん、お孫さんにたくさん童謡を歌ってあげてください」と来場者に呼び掛けた。

 本番を前に、海沼さんと音羽ゆりかご会の子どもたちは26日に来延。同市行縢町の県むかばき青少年自然の家に3泊4日し、地元の県北児童合唱団の子どもたちとも交流を深めた。

 終演後、海沼さんの長女で音羽ゆりかご会に所属する酉希さん=中学2年=は「東京と違って緑がたくさんあって、毎日早起きして行縢神社まで散歩に行ったり、とても楽しく過ごしました。他の児童合唱団と交流する機会はあまりないので一緒に歌えて良かったです」。延岡少年少女合唱団に所属する三谷乃愛(のあ)さん=聖心ウルスラ学園聡明中学校3年=は「憧れの存在だった音羽ゆりかご会と一緒に歌えてとてもうれしかったです」と話した。

 中島さんは「〃言い出しっぺ〃は私ですが、とても一人の力ではできませんでした。実行委員会メンバーをはじめ、手伝ってくださったすべての皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」。海沼さんは「童謡を好きな人たちが集まって、こんなに盛り上がって、私自身も本当に楽しませてもらいました。ご縁というひと言では言い表せないほど、延岡とは不思議なつながりを感じています」と話した。

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