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令和最初−九州一の座を争う

本紙掲載日:2019-06-25
8面

第20回九州玉入れ選手権大会特集

◆3部門で64チームが熱戦

 玉入れのスピードを競う「九州玉入れ選手権大会inもろつか」は23日、諸塚村民体育館で開かれた。令和最初の大会は第20回の節目。県内のほか、福岡、長崎、熊本、大分県から「一般」「初心者」「レディース」の3部門に過去最高の64チーム約500人が出場、九州ナンバーワンの座を争った。全日本玉入れ協会九州協会(山本多喜弥会長)主催。

 競技は、1チーム4〜6人編成で、全日本玉入れ協会(AJTA=アジャタ)公認のボール99個と、最後に投げる一回り大きいアンカーボール1個を高さ4メートル12センチ、直径44センチのバスケットに入れるまでの時間を競うタイムトライアル。会場に六つのコートが設けられ、3部門とも1次予選、2次予選(敗者復活戦)、決勝ラウンドで争った。

 選手は、中央にバスケットを配した直径6メートルのサークルに、ボールを俵積みにしてスタンバイ。サークルの外で後ろ向きに構え、ピストルの合図とともに振り返ると、「せーの」で呼吸を合わせ、「おがみ投げ」という投法で投げ入れた。

 無駄のない連係プレーで好タイムをたたき出す常連チームあり、どんなにボールを投げても入らずに4分の制限時間をオーバーするチームありで会場は大いに盛り上がった。

 閉会式では、各部門の優勝チームに賞状と木製の優勝カップ、賞金、スポーツ玉入れ発祥の地・北海道和寒町のトマトジュースなどを贈呈。また、一般の部2〜5位、初心者、レディースの部2、3位、部門ごとにベストタイムを記録したチームを表彰した。飛び賞、パフォーマンス賞などもあった。

 初心者の部でワンツーフィニッシュを飾った「カヤク・ジャパン」(延岡市)の松本義信さん(57)は「満足できる練習ができなかった中で1、2位の結果を残すことができてうれしい。多くの方から応援してもらったので、一緒に喜びを分かち合いたい」とにっこり。山本会長(61)は「この大会をずっと続けていきたい。ほかの地域や企業単位でも体力づくりに玉入れを採り入れてもらえたらうれしい」と話していた。

 結果は次の通り。

【一般の部】
▽成績
,まモン(熊本市)20秒84熊本国民学校(熊本県菊陽町)23秒14B臺吉四六(大分県臼杵市)31秒95ぬ原商店(諸塚村)47秒75ト幡通り会(日向市)1分19秒31

▽ベストタイム賞
熊本国民学校(熊本県菊陽町)18秒02

【初心者の部】
▽成績
.ヤク・ジャパン赤(延岡市)47秒94▲ヤク・ジャパン白(同)57秒80ながれ☆,,(諸塚村)1分13秒32

▽ベストタイム賞
ながれ☆,,(諸塚村)41秒72

【レディースの部】
▽成績
‖臺吉四六レディース(大分県臼杵市)34秒06▲繊璽爐燭はい姫(高原町)43秒46TAKARA☆,,(諸塚村)1分8秒47

▽ベストタイム賞
大分吉四六レディース(大分県臼杵市)34秒06


◆スポーツ玉入れの誕生物語
 袰田さん・競技確立の立役者、中邑さん・九州協会設立に尽力

 スポーツ玉入れは1990年、北海道和寒町のふれあいまつりのイベントとして始まった。「籠に玉を投げ入れるだけ」と単純で、誰でもできるが、速さを競うと意外に難しい。

 「やり方によっては大化けするんじゃないか」。玉入れの奥深さに気付き、競技として確立した立役者は、当時の同町商工会青年部長だった袰田道悟(ほろた・みちご)さん(70)だ。仲間を募って、95年に全日本玉入れ協会を設立、以来会長を務める。全日本大会は翌年から始め、今年9月で24回となる。

 諸塚村に九州協会が誕生したのは、全日本の第1回大会から4年後の2000年。当時、県派遣の社会教育主事だった中邑(なかむら)順一郎さん(62)=延岡市出身、都城市在住=が和寒町を視察した際に袰田さんと出会った。話したのはほんの5〜10分だったが、もらって帰った玉入れ大会のビデオを見て、村内が盛り上がった。数日後には電話で九州協会設立を申し出ていたという。

 本来はカヌーの視察が目的だったそうだ。前の年に村内に完成した木材流通加工センターを活用した村おこしイベントを検討。和寒町には、10日間寝泊まりしながらカヌーを自作して、湖に浮かべるプログラムが実施されていた。ところが「全日本玉入れ大会・優勝賞金100万円」を知り、「こりゃ何だと思った」と中邑さん。

 カヌー作りについても報告書を提出したが、玉入れの方が盛り上がった。「カヌー作りには村の予算が必要だが、玉入れはボランティアでできる。だからここまで続けられたと思う」。中邑さんは14回大会まで九州協会長を務め、現在は顧問だが、今も大会開催のたびに駆け付けて運営を手伝っている。

 和寒町からも九州大会のたびに来村する。袰田会長は2年ぶり。1250ccのバイクで、小樽から舞鶴(京都)まではフェリー、舞鶴から陸路で四国へ。愛媛県八幡浜からフェリーで九州(臼杵)に渡り、高千穂に寄るなど3日かけて訪れた。「70歳には強行軍でしたが」。同じルートで帰るそうだ。

 九州大会一般の部の賞金は30万円から始まった。「100万円は無理だが、その3分の1なら…」。節目の年に10万円増しの40万円にしている。参加費は1チーム8000円と高めだが、飛び賞あり、パフォーマンス賞あり、特産品プレゼントありで満足度は高い。また、毎年上位に入る強豪はいるが、連覇は過去にない。どのチームにも優勝の可能性があることが、魅力の一つになっている。

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