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きれいな水、お墨付き

本紙掲載日:2019-06-06
3面
延岡小児童73人が参加した水生生物調査(昨年9月25日、大瀬大橋下流の大瀬川)=国交省提供=

五ケ瀬川水系4地点

◆水生生物で判定−国交省九地整

 国交省九州地方整備局は3日、管内の1級河川で2018年度に実施した水生生物による水質の簡易調査結果を公表した。調査89地点のうち、「きれいな水」の指標生物が多数出現した宮崎県の五ケ瀬川、小丸川、大淀川など9水系を良好な水質と判定した。中でも五ケ瀬川水系の4地点はもっとも良好な水質階級を示した。

 河川にすむサワガニやカワゲラなどの生物は、水の汚れの長期的・複合的な状況を反映し、生物の種類を調べることで河川の水質が分かるとされ、同省と環境省は1984年度から、小中高校生などの協力で簡易調査を継続的に実施。水辺に親しみ身近な川の環境に関心を持つ機会となっているという。

 18年度調査は昨年5月から10月にかけ、小中学生や一般市民など99団体、計3599人が参加して20水系89河川で実施。「きれいな水」にすむカワゲラ類から「とてもきたない水」にすむアメリカザリガニまで指標生物29種類のうち26種類を採取、「きれいな水」が62%、「ややきれいな水」が35%、「きたない水」が3%と分類した。

 同省延岡河川国道事務所(田浦峰星所長)管内の調査は、九州保健福祉大生や延岡小児童、こばと児童館、黒岩小中PTAなど5団体118人が参加して、五ケ瀬川・吉野地区(7月28日)▽祝子川・桑平橋上流(8月18日)▽北川・永代橋下(9月8日)▽大瀬川右岸・大瀬大橋下流(9月25日)の4カ所で実施。いずれの地点も、カワゲラ類、ナガレトビゲラ類、ヒラタカゲロウ類、ヘビトンボなど「きれいな水」にすむ生物を採取し、「きたない水」にすむ生き物は採取されなかった。

 五ケ瀬川水系は、「1年間に測定したBOD(生物化学的酸素要求量)の平均値を河川ごとに集計し、『きれいさ』をランク付け」する17年度水質現況調査でも、環境省が定めるBOD値が基準以下の「水質がもっとも良好な河川」の上位にランクイン。化学的な調査でも5年連続で〃水質日本一〃を継続している。

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