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「今できることを全力で」

本紙掲載日:2019-03-02
7面

大六野選手(旭化成)が中学生へエール

◆中高での悔しさ根底に−「素直に聞き、自分で考える」

 天下一中学駅伝に出場する選手たちへ―。延岡市に拠点を置く駅伝日本一・旭化成陸上部の大六野秀畝選手(26)が、自身の中学生時代などを振り返り、エールを送った。昨年1万メートルの日本選手権王者で、今年1月のニューイヤー駅伝ではアンカーとして3連覇のゴールテープを切った大六野選手。マラソンで東京五輪日本代表を目指す今、「自分にできることを全力で」。同じランナーとして中学生に語った。

 生まれ育ったのは、鹿児島県いちき串木野市の生福地区というところです。生福小学校は、1学年20人いないような小さい学校でした。

 地域の駅伝大会などがあり、陸上は盛んな地区で、小学3年生の時に友人に誘われて、生福陸上スポーツ少年団に入ったのがきっかけです。

 長距離が中心のチームですが、自分は週3回の練習のうち、火曜と木曜だけ行っていたように、遊びの延長として楽しく取り組んでいました。学年では1位とかだったと思いますが、県大会どうこうということはありませんでした。

 中学校は生冠中というところですが、そこも全校で60人いるかいないかという小さな学校でした。陸上部に入りましたが、1年生の時は3000メートル10分50秒ぐらい。遊びの延長でただやっているという感じでした。

 転機は2年生の時です。長距離を専門とされる先生が赴任してきてから、本格的な練習が始まりました。タイムの伸び方や順位が少しずつ上がっていって、すごく楽しくやれた思い出があります。

 2年生の時は3000メートルが9分50秒になり、県大会8位に入りました。ですが、同期で同僚の市田(孝・宏)兄弟らとは同じ組でも走れないくらい、次元が違う場所にいました。

 3年生でようやく市田兄弟らと同じ組で走れるようになり、9分20秒ぐらい県6位だったと思います。当時は2人に追い付くというよりも、違う世界という感じ。もともと自分は大きな目標を立てるというよりも、その場その場で目標を立ててというタイプです。

 高校は、3年時に2人や有村(優樹)、吉村(大輝)らで駅伝日本一になる鹿児島実高からも一応、誘われましたが、先生同士がつながりのあった鹿児島城西高を選びました。当初から鹿実には強い選手が集まると聞いていたので、そこで戦うというよりは、縁のあるところで、成長したいと思いました。

 チーム状況的に1年生の時からエース区間を任せてもらいました。そこで、当時の3年生たちに挑み、悔しい思いをして強くなりたいという思いを重ねていきました。

 漠然と「鹿実に勝ちたい」という思いはありましたが、駅伝では1人で頑張っても勝てず、故障もあってインターハイにも行けませんでした。

 高校時代にたくさん悔しい思いをしたということが、今の負けたくないという気持ちの根底にあると思っています。市田兄弟らは今、チームメートになり刺激をもらっています。

 駅伝は一人ひとりの役割がとても大切です。役割を理解し、やるべきことを考えて走ると、オーバーペースなどにならず、自分の力を発揮できると思います。

 自分もニューイヤー駅伝では連覇した昨年までは4区、今年はアンカーを任されました。大事な区間なので、まずは自分の役割を考え、最低限のラインを設定します。その後に展開によって、自分の区間賞などを狙っていきます。

 今年は、もちろん区間賞も欲しかったですが、勝ちきることが一番でした。なので、自分のプライドを捨てる決断をして、チームの勝ちに徹するレースをしました。

 中学生に伝えたいことは、まずは素直に人の言うことを聞くということです。

 そして、自分は言われたことを淡々とやるタイプだったのですが、疑うことをしなかったので、その結果走れなかったという経験もしました。まずはアドバイスを聞くことが大事ですが、その上で、それが本当に正しいかどうか、他の人に聞くような積極性も重要です。

 自分で考えることがすごく大事だと思います。

 自分はニューイヤー駅伝後の別府大分マラソンでマメの影響で思うような走りができませんでした。次は、東京五輪の選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」を目指し4月末、ドイツであるマラソンに出場する予定です。

 マメをかばった影響で、逆の足を痛めていますが、まずはしっかり治して、MGC、そして東京五輪を目指していきます。

 みなさん、それぞれ目標があると思います。目標に向かって自分にやれることを全力で取り組んでください。ぼくも目標に向かって、今やれることをやっています。

【プロフィル】
大六野秀畝=(だいろくの・しゅうほ)1992年12月23日生まれ、鹿児島県いちき串木野市出身。明治大では1年時から4年間、3大駅伝にフル出場。4年時の全日本大学駅伝8区区間賞。旭化成入社後は、ニューイヤー駅伝3連覇に主力として貢献。今年はゴールテープを切った。昨年の日本選手権1万メートル優勝。

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