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サクラマス、海面養殖開始−延岡・土々呂港

本紙掲載日:2018-12-19
1面
ヤマメをいけすに放つ漁業者

新たなブランド魚へ

◆ヤマメを4カ月かけ巨大化

 新たなブランド魚を目指している「みやざきサクラマス」の今シーズンの海面養殖が、17日から始まった。五ケ瀬町鞍岡の養殖池で育ったヤマメ約1200匹を延岡市の土々呂港近くのいけすに移し、約4カ月かけて1キロ前後に巨大化させる。来年3〜4月の水揚げを予定している。

 海面養殖に取り組むのは宮崎大学農学部の内田勝久教授(51)。みやざきサクラマスは、生涯を川で過ごす五ケ瀬町のヤマメを一定期間海で育てて通常の10倍の体重まで大きくしたもので、内田教授が平成25年から研究を続けている。

 海面養殖を前に、同町鞍岡のやまめの里で育った体重80グラム以上のヤマメを同市赤水町の同大学延岡水産実験所の水槽に移し、段階的に海水濃度を上げて慣れさせる「馴致(じゅんち)」を数日間行った。

 17日はヤマメを同センターの水槽から漁船で港内のいけすへと運び、網で移し替えた。来週には北浦町でも1300匹の海面養殖を予定している。

 内田教授は「地元の人に食べてもらうことももちろんだが、加工品など販路の可能性についても探っていきたい」と話した。

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