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自然や農業の大切さ学ぶ

本紙掲載日:2018-11-21
2面
終了証書を受ける財光寺農業小学校の10期生

財光寺農業小学校10期生38人に修了証−日向

 農業体験を通して、自然の仕組みや農業の大切さを学ぶ日向市財光寺の財光寺農業小学校(二見順雄校長)は17日、同校農場で修了式を開き、10期生38人に修了証を手渡した。

 今年度の参加者は市内6校の小学1〜6年生の男女22人と、大人の生徒16人。4月から毎月第1、3土曜日を〃登校日〃とし、その他の日は自主作業を行って野菜の育成や除草、収穫までを自己管理した。

 修了式には、入校生とその保護者、営農指導スタッフ、市の行政担当者、入校生が通う学校長、財光寺地区の役員ら約60人が出席。

 冒頭、二見校長(79)が修了生一人一人に「草や害虫と戦いながら、食と命のつながりに気付いてくれました」というメッセージ入りの修了証書を手渡した。

 また、8年前の2期生たちが作製した壁新聞を披露し、「今年20歳を迎えましたが、それぞれが国内外で活躍してくれています」と紹介し、10期生たちの今後の成長に期待を寄せた。

 最後に10期生を代表し、弟と共に皆勤賞を果たした小泉かなでさん(12)=財光寺小6年=が、「食べることや食、農業の関わりが分かった。大人の人たちに感謝したい」と述べ、お礼の言葉とした。

 同農業小学校は平成21年4月、県内初の試みとして開校。立ち上げた地域の元小学校校長や農業経験者などを「先生」、利用されていない用地を畑に整地した農場を「学びや」として、年間を通じた農業体験で自然の仕組みと営みを学習して、自分で育てた野菜を食べる尊さを体感する活動を「学校形式」で継続している。

 世代間交流や子どもたちへの教育的効果が多方面から高く評価されており、平成23年度の「地域づくり総務大臣賞」を受賞した。これまでの修了生は延べ360人で、来年4月には11期生の入校式を予定している。

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