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季節のなかで−新酒の仕込み本格化

本紙掲載日:2018-11-21
2面
湯気に包まれながら作業する蔵人

延岡市大瀬町の千徳酒造

 日に日に寒さが増す中、延岡市大瀬町の千徳酒造(門田賢士社長)では11月1日から始まったこの季節の風物詩「新酒の仕込み」が本格化しており、12月13日の発売に向けて蔵人たちが作業に追われている。

 同社は「三段仕込み」という製法で日本酒を醸造。酒米には同市や高千穂町など県産の酒造好適米「はなかぐら」と「山田錦」を使用し、来年3月までに1年分の酒造りを行い、1・8リットル瓶で10万本を生産する予定という。

 三段仕込みは、巨大な蒸し器で蒸し上げた酒米を麹(こうじ)菌と混ぜて貯蔵。麹米を育て、酒の元となる酒母(しゅぼ)、麹米、酒米、水を合わせて発酵させる工程を経る。

 21日は、蒸し上がった酒米の香りと湯気が作業場に立ち込める中、門田社長(55)を中心に7人が従事。

 三段仕込みの3回目「留仕込み」を行っており、蔵人たちは山田錦835キロを米の熱を取る機械に移す作業に追われた。

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