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初の登拝渡御−春日神社創建1300年式年大祭

本紙掲載日:2018-10-20
1面
初の「登拝渡御」。威勢のいい掛け声とともに愛宕山を上る親みこし
午前6時に出発。春日神社の御神門をくぐる親みこし
愛宕山の奥宮・極天様の前に親みこしを置き、参拝する担ぎ手
親みこしの担ぎ手150人が交代して担ぎ、愛宕山の登山道を上った

10月20日、6時に出発−みこし、愛宕山に上る

◆恒富地区を巡行−夜半式神楽を奉納

 718年の創建とされる延岡市恒富町の春日神社(木村健男宮司)の「御鎮座千三百年式年大祭」が10月20日から、同神社などで始まった。大祭はあすまで。50年に一度のお祭りで節目を祝い、神威発揚を願う。

 初日の10月20日は、22団体で構成する「春日会」(柳田真吾会長)が親みこしと新みこしを担いで恒富地区内約20キロを巡行。このうち親みこしは今回初めて、ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの出会いの伝説がある愛宕山(旧名・笠沙〈かささ〉山)山頂へと登る「登拝渡御(とうはいとぎょ)」を行った。

 午前6時に神社を出発した親みこしは、そのまま愛宕山登山道から山頂へ。担ぎ手150人が「オーサイヤー、チョーサイヤ―」と威勢のいい掛け声を上げながら、約2時間をかけて山頂に到達。奥宮・極天様(ごってんさん)まで担ぎ上げ、初の登拝渡御を喜んだ。

 太鼓で担ぎ手を鼓舞した染矢将広さん(52)大晟君(南方小4年)は「地元の神社の節目のお祭り。一生に一度の機会だと思うのでしっかりと務めたい」と話した。

 2基のみこしは、片田町公民館で合流後、塩浜公民館、浜公民館、伊達公民館、イオン延岡店などを巡り、宮入りは午後7時ごろ。神社では、本殿横の舞台で市内5団体が夜半式神楽を奉納。午後1時から9時ごろまで全22番を舞う。

 2日目の21日は、午後1時30分から祭典。神社本庁幣を供える献幣使(けんぺいし)に都農神社の宮司を招いて行われる。天下太平や家内繁盛などを祈願する小笠原流弓馬術礼法のお祓(はら)い儀式「蟇目(ひきめ)の儀」では、同地区の医師で弓道範士8段の川名修徳さんが鏑矢(かぶらや)を放ち、風を切る音で境内を清める。

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