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基本設計は香山研究所(東京)−野口遵記念館

本紙掲載日:2018-08-31
1面

延岡市内優秀グループも決定

 野口遵(したがう)記念館の建設を進める延岡市教育委員会は30日、基本・実施設計業務の代表企業を選ぶ公開プレゼンテーションの結果を発表した。参加4事業所のうち、優秀者は香山壽夫建築研究所(東京都)に決まった。次点者は新居千秋都市建築設計(同)。

 2次審査となる公開プレゼンテーション・ヒアリングは26日に延岡市役所講堂で開かれた。4者は、市民の文化芸術活動を支える施設計画とユニバーサルデザイン、建物の高さを最大限に活用した劇場施設の設計、市民の意見・要望を設計に反映させる方法、維持管理コストの低減化の考え方など、課題に対する提案を発表。選定委員会が審査した。

 優秀者の提案について、選定委員会委員長の田上健一・九州大学大学院教授は「都市の歴史的成り立ちへの深い理解と止揚、建築計画の合理性、多機能ホールの機能性、コスト縮減、設計の進め方などにおいて最も緻密。全体ボリュームをコンパクトにしながらも、『門』の引用による場の拠点性・象徴性を高めた計画にほとんど破綻はなく、完成後の持続的な運営についても、空間的配慮も含めたボランティアの育成などの具体的な言及があった」などと講評した。

 また、同日は、選定委員会が7月に行った市内応募者を対象とした技術提案審査に基づく結果発表も行われ、市内優秀者は小嶋凌衛建築設計事務所、菊池設計、松下設計、コトブキ、オーツ設計のグループが選ばれた。市内次点者はNOA建築設計事務所、前田一級建築士事務所、梶原建築設計事務所、建築重黒木事務所、オノ建築設計室のグループだった。

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