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残り半年の無病息災願う

本紙掲載日:2018-07-02
2面
茅の輪をくぐる参拝者(今山恵比須神社)
茅の輪をくぐる参拝者(春日神社)

各地で夏越しの大祓

 半年間の罪や汚れをはらい清める「夏越(なご)しの大祓(おおはらえ)祭」が6月30日夕、県北各地の神社で行われた。参拝者は茅(ちがや)を束ねて作られた茅の輪を8の字を描くように左、右、左回りにくぐって身を清め、残り半年の無病息災などを願った。

 延岡市の今山八幡宮(伊藤俊郁宮司)の大祓祭は今山恵比須神社であり、罪や汚れをうつした紙の人形「形代(かたしろ)」を神社に納めた大勢の参拝者が、直径約2・5メートルの茅の輪をくぐった。

 その後は社務所で受け取ったろうそくに火をともし、神前に立てて所願成就を祈願。社殿内では伊藤宮司ら3人による特別祈願が営まれ、境内では無事故を願う車のおはらいも行われた。

 毎年参拝しているという延岡市の90代男性は「家内安全や健康など、全てのことをお祈りした」と話した。

 同市恒富町の春日神社(木村健男宮司)でも同日、夏越大祓を実施。参拝者全員が参加し茅輪神事が営まれ、木村宮司は夏越しの大祓の由来を「夏越しには心をなごす、和やかにするという意味も含まれています」などと説明した。

 参拝者は「蘇民将来(そみんしょうらい)」などと「夏越大祓和歌」を唱えながら直径約3メートルの茅の輪をくぐり、社殿前に形代を奉納して手を合わせた。

 その後、みこによるお神酒の振る舞いや、表千家豊秀社中によるお茶のもてなしを受け、境内に設置されたテント内で家族や友人と談笑した。

 家族5人で参拝した同市の50代男性は「特に家内安全や孫の健やかな成長を願った。夏バテしないように夏を乗り越えたい」と話した。

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