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熊野江小児童が稚魚放流

本紙掲載日:2018-06-19
2面
放流用の滑り台から稚魚を放つ児童

ヒラメとシマアジ

◆県水産振興協会が招待

 延岡市熊野江町の県水産振興協会(谷口安博理事長)は18日、地元の熊野江小学校(青野秀靖校長、12人)を招いて、ヒラメとシマアジの稚魚を放流した。同協会の業務や栽培漁業について周知を図るため毎年、この時期に実施している。

 用意されたのは、5〜9センチほどのヒラメとシマアジの稚魚各100匹。同協会の西府稔也事務局長は「県水産振興協会では全部で8種類の魚を育てています。育った魚の多くは県内各地で放流され、より大きくなって皆さんの家の食卓に並ぶので、残さずに食べてください」とあいさつした。

 参加した児童9人は、稚魚が入ったバケツを傾けて「大きく育ってね」と言いながら、放流用の滑り台から熊野江湾へと慎重に稚魚を放った。

 児童たちはこのほか、職員の案内で同協会施設を見学。採卵用のカンパチや種苗の餌となるプランクトンの育成現場、海水のろ過装置などを見て回り、稚魚育成についての理解を深めた。

 甲斐心彩さん(6年)は「魚の育て方がよく分かった。きょうのヒラメとシマアジが海で大きくなった姿をぜひ見たい」。園田寛之君(3年)と安田莉子さん(2年)は「小さな魚がかわいかった。元気に育ってほしい」「きょうの稚魚が大きくなっても、かわいそうと思って食べられないかも」と話した。

 同協会によると、今年はヒラメの稚魚を放流用に約50万匹、シマアジの稚魚を養殖用に約20万匹生産する予定という。

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