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「空襲」証言や米軍資料など

本紙掲載日:2018-06-16
1面
「延岡の空襲」をテーマにした平和祈念資料展

6月16日から平和祈念資料展−延岡市立図書館

 太平洋戦争末期の延岡に対する空襲を多角的に紹介した「第15回平和祈念資料展」が、6月16日から延岡市立図書館で始まった。焼夷(しょうい)弾や防空頭巾などの実物、空襲の様子を描いた絵画、さらに20人の空襲体験の証言などが展示されている。7月8日まで。主催は延岡市教育委員会と夕刊デイリー新聞社。

 特に目を引くのは昭和20年1月から7月までの空襲・警戒警報の記録。城戸タチ子さんが毎日付けた「防空医療救護関係者手帳」を長さ約3メートル50センチに拡大し、その下に延岡の空襲14回分の証言を展示している。

 米軍が同年6月29日未明に行った延岡への大規模な焼夷弾攻撃の作戦計画や結果報告の翻訳の一部も紹介。B29大型爆撃機117機による攻撃がいかに緻密に練り上げられ、正確だったかが分かる貴重な資料だ。

 また、市山幸作著「太平洋戦争延岡空襲戦災記」からは、市山さんたちが調査した延岡市内の空襲戦没者の名簿一覧を展示している。

 延岡大空襲3日後に米軍が撮影した市街地写真などの拡大には太田制作(延岡市野地町)の太田幸宏さんが協力。空襲・警戒警報の記録の拡大データ加工と、延岡の戦前の展示パネル作成は坂本真理さんが行った。

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