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鹿川渓谷、天然の滑り台再開を−延岡市議会

本紙掲載日:2018-06-13
3面

延岡市「さまざまな観点から検討」

 水難事故の発生で遊泳禁止区域となっている延岡市北方町の鹿川渓谷の天然滑り台の再開について、延岡市は「事故防止策を含め、活用する方法をさまざまな観点から検討したい」との考えを示した。市議会6月定例会一般質問で、吉本靖議員(友愛クラブ)の質問に甲斐克則北方総合支所長が答えた。

 吉本議員は、鹿川渓谷は年間1万人が訪れると言われ、中でも天然の滑り台は夏の観光の目玉として利用されていたが、平成22年8月に発生した2件の水難事故で計2人が亡くなって以降、遊泳禁止区域となっている現状などを説明。

 その一方で、同所が祖母・傾・大崩ユネスコエコパークの指定地域にあり、家族連れで楽しめる注目スポットと指摘。「貴重な観光資源として、天然滑り台の再開に向けて、市が中心となって動く必要性がある。再度、滝つぼ調査や事故防止に向けた構造上の課題や監視態勢、安全対策など、さまざま観点からの調査課題に着手しては」と質問した。

 甲斐総合支所長は、事故後の消防本部の現地調査で危険が指摘され、市水難事故防止対策協議会が再発防止のため遊泳禁止区域に指定した経緯に触れつつ、「天然滑り台は事故発生前まで、地元の子どもたちや多くの観光客でにぎわっていた魅力的な観光資源であるのも事実」とし、検討したい考えを述べた。

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