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庭に植えないで−

本紙掲載日:2018-06-09
2面
空き地に繁殖したオオキンケイギク(延岡市内で)

外来種のオオキンケイギク


◆駆除を呼び掛け−国交省や市

 堤防や河川敷に咲く橙黄色の花……一見鮮やかだがこの花は、在来種を滅ぼす外来種の「オオキンケイギク」。かつては緑化や観賞用として重宝されたが、繁殖力が強いため、環境省が「特定外来生物」に指定、その後全国各地で駆除が行われている。「きれいだからといって庭などに植えないように」と同省。

 オオキンケイギク(大金鶏菊)は北米原産の多年生草本で高さ30〜70センチ。5〜7月にかけ、直径5〜7センチの橙黄色の花を付ける。昭和50年代半ばに観賞用・緑化用として輸入された。「冬枯れ姿が汚くない」などとして、のり面などに植栽されたり、ポット苗として生産されるなど観賞用の花として重宝されたが、在来の野草を駆逐し、周辺の景観を一変させる性質を持っていることが分かり、平成18年2月、環境省は特定外来生物に指定、栽培や販売を禁止した。

 県北地方でも旺盛な繁殖力で道路沿いや堤防敷、田畑などに繁殖。五ケ瀬川や大瀬川の堤防敷、国道218号沿線や周辺の田畑などで見られ、人の手で植栽したかのように花群が連なる。中でも大瀬橋上流の桜小路堤防付近はかなりの広範囲で花群が連なり、先月下旬に国交省職員が刈り払い機などで駆除した。

 「この花がどれほど害があるのか、市民の皆さんに知ってほしい」と同事務所。市の生活環境課も「この花を植えたり広げたりすることは禁止されています。オオキンケイギクが庭などに生えているのを見かけたら駆除しましょう」と周知徹底を呼び掛けている。

 オオキンケイギクを確認したら、〆から引き抜くか地際で刈り取る飛び散らないようにビニール袋に入れ2〜3日天日にさらして枯死させるい瓦澆諒別方法に従って処分――。

【特定外来生物】
外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)により、生態系などに被害を及ぼすものとして指定された生物。指定された生物を栽培や保管、運搬、販売することなどが原則禁止され、違反すると罰則が適用される。

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