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排尿の悩み−専門医が分かりやすく解説

本紙掲載日:2018-05-30
6面
パワーポイントを使って「子供のおねしょ」の話をする小川理事長
質問を受ける西医師、竹原医師、前田医師、小川理事長(左から)
サテライト会場を含め約380人の市民が受講

「漏れる…間に合わない」−「おしっこの話」セミナーに380人

◆おがわクリニック開院20周年記念事業−延岡

 特定医療法人健腎会「おがわクリニック」(延岡市大貫町、小川修理事長)の市民向け講座「おしっこの話セミナー」〜子供からお年寄りまで〜が27日、延岡総合文化センター小ホールで開かれた。ホール前サテライト会場を合わせ約380人が訪れ、排尿の悩みや年代、男女別の疾患、慢性腎臓病の原因や治療法など4人の専門医の話に熱心に聞き入った。7月に開院20周年を迎える同クリニックが、記念事業の一環として企画した。

 小川理事長が地域に支えられた20年を振り返った後、「10歳まではおねしょ、40歳を過ぎると尿漏れ、さらに60歳から『間に合わない、漏れる、夜起きる』などの症状が表れ、人生80年のうち、10歳代〜30歳代以外の50年は尿の問題で悩む。腎臓は体の中のいろんな臓器の司令塔と言われます。この講話で尿の悩みや腎臓病について見識を深めてください」とあいさつ。

 続いて、泌尿器科、腎臓内科の専門医が「排尿の仕組みと正常な排尿の発達段階、夜尿症の原因、治療や生活指導」「前立腺疾患の症状、治療」「女性特有の疾患に対する診断、治療」「慢性腎臓病について知ることの重要性」をテーマに講話した。


◆おねしょ−怒ったり、責めたりせず、焦らず

 小川理事長は、「単純夜尿症」「遺尿症」「小児過活動膀胱(ぼうこう)」の三つのタイプの夜尿症の原因や区別の方法、診断の仕方などを図を使って解説。タイプと原因などにより、「生活指導」「夜尿アラーム療法」「薬物治療」の三つの治療法を紹介。「就寝時に必ず排尿」「夕食後、就寝まで水を控える」=生活指導、「治癒率62〜78%、再発率15%と効果があるが、費用は約2万円で保険適用外」=夜尿アラーム療法、「尿意を鈍らせ、膀胱容量が増え、夜尿が改善する」=薬物療法など、それぞれの効果や特徴を説明した。

 最後に「就寝中に故意に起こしたり、おねしょを怒ったり責めたりしないように。『いっしょに頑張ろう』と声を掛けることが大切です。決して焦ることなく、子供と家族、病院が手を取り合って解決しましょう」とまとめた。


◆前立腺がん−年に1度、PSA血液検査で診断を

 前田幸志郎医師は、日本の55歳以上男性の2割が罹患(りかん)しているといわれる前立腺肥大症の効果的な治療法や前立腺がんの症状、治療について解説。

 「『排尿時間が長く、勢いが弱い』などの症状があり、直腸診などで肥大症と診断が付いたら、『筋肉を柔らかくして尿道を広げる薬』『肥大を小さくする』2種類の薬を処方。薬で効果がなければ、切除術や体に負担が少ないレーザー治療を施す」。また、症状が出にくい前立腺がんについて「PSAという簡単な血液検査が有効なので、年に1度の健康診断の際にぜひ検査を」と呼び掛けた。


◆女性の尿漏れ−骨盤体筋体操で改善、諦めず診察を

 竹原俊幸医師は、40歳以上の女性の4割が経験していると言われ、せきやくしゃみをした時に尿が漏れてしまう女性特有の腹圧性尿失禁の原因について、「妊娠や出産」「肥満」「加齢」が原因とした上、日常の生活で簡単にできる「骨盤体筋体操」の効果や薬や手術による治療法などを解説。

 中でも、テープを使って尿管を固定するTVT手術は「日帰りで手術でき、9割が治癒する」などと話し、「生活習慣などで改善する症状もあるので、諦めず診察を」と話した。


◆慢性腎臓病−肥満や喫煙、ストレスが発症に関与

 西桂子医師は、日本の成人人口のうち、8人に1人、1330万人が罹患しているといわれるCKD(慢性腎臓病)=検尿異常や糖尿病性腎症、腎硬化症、IgA腎症など=について講話。「尿を作る」「体のバランスを取る」「血圧を調整する」「血液をつくる」など腎臓の働きを解説した上、検尿でクレアチニン値を測定したり、腎エコーや腹部CT、腎臓生検などの検査方法を紹介し、「腎臓の働きが悪くなると老廃物がたまり、血圧が上がり、貧血になる。肥満や運動不足、飲酒、喫煙、ストレスなどが発症に関与していることが分かっており、生活習慣を改めることが必要」などと話した。

 最後に質問コーナーがあり、「尿の色が紅茶のように濃く、細かい泡が出る。何かの病気では」(50歳代女性)。「尿の臭いが以前に比べ臭い。原因は」(60歳代女性)。「外出するとおしっこが近くなる。病気でしょうか」(30歳代女性)などの質問に対し、「泡がすぐ消えるならいいが、長く続くようであればタンパク尿の可能性がある」「細菌感染やサプリメント、薬の服用で臭いが強くなることもある。炎症や痛みを伴うなら受診を」

 「心理的なものだと思われるので、本当に行きたい時にトイレに行くという習慣付けが大切。気になるようなら泌尿器科で受診を」などと答えた。

【クレアチニン】
腎臓でろ過されて尿として排出されるため、血液中のクレアチニンの濃度は腎機能をみる指標となり、腎機能に障害があるとクレアチニンの値が上昇する。高値の時は、急性腎炎、慢性腎炎、腎不全のほか、尿路結石、心不全などが疑われる。

【PSA検査】
前立腺がんを早期発見するための検査法。PSA(前立腺特異抗原)値は、一般的には0〜4グラムとされているが、前立腺疾患があると4・0グラム以上になり、前立腺がんが疑われる場合には、専門医による詳しい検査が必要となる。

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