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県北サミット開催

本紙掲載日:2018-05-22
1面
「がんばろう」コールで団結した東九州自動車道建設促進宮崎県央北部期成会・九州中央自動車道建設促進期成会の総会

首長、関係者が一堂に

◆九州中央道期成会など−7団体が総会

 県北地域の自治体の首長らが一堂に会することから「県北サミット」と呼ばれる、東九州自動車道建設促進宮崎県央北部期成会や九州中央自動車道建設促進期成会など7団体の総会が21日、延岡市のエンシティホテル延岡で開かれ、各団体が今年度の事業計画案などを承認し、活動方針や取り組みを決めた。

【東九州自動車道建設促進宮崎県央北部期成会・九州中央自動車道建設促進期成会】
両自動車道の沿線市町村の首長や議長、職員ら約150人が出席。東九州自動車道の早期整備や九州中央自動車道の整備促進、来年度の道路関係予算の所要額の確保、高規格幹線道路網の早期整備などを国に強く提言する決議文を採択した後、全員で「がんばろう」を三唱した。
東九州自動車道については、早期の4車線化や全線開通に向け、官民一体となった整備促進運動を展開するとともに、道路整備予算の確保や地方の意見を十分に反映することを国・各方面に強く訴えていく運動方針を確認。関係機関への提言活動や大会・講演会への参加などを盛り込んだ事業計画を承認した。
九州中央自動車道は、整備は進んでいるものの、総延長95キロのうち未事業化区間が約45キロあり、全線開通のめどが立っていないため、地域住民と一体となった整備促進運動の展開や道路整備予算の確保を国などに要望していく方針を共有。官民一体の建設促進大会の開催や政府・関係省庁への提言活動なども行っていくことを決めた。
両期成会会長の読谷山洋司延岡市長はあいさつで、「新たな企業立地など高速道路のストック効果を実感できる状況になっており、両自動車道の効果や整備促進の必要性を感じている。道路はつながってこそ効果が出るもの。皆さんと力を合わせて頑張っていきたい」などと話した。

【沿海北部広域営農団地農道整備事業促進協議会】
読谷山市長が「平成32年度の完成予定まであと一歩。予定スケジュールで完成し、次のスタートが切れるように協力を」と述べたのに続き、東臼杵農林振興局の渡邊幸一局長は「今年度は約6億6000万円の割り当てを受けた。事業効果の実現に向け、早期執行に努めたい」とあいさつ。
議事では、県の関係部局に早期完成へ向けた要望活動などを行うことなどを盛り込んだ今年度事業計画案を承認。東臼杵農林振興局が、昭和58年度着手の同農道事業(日向市塩見―延岡市大峡町、延長26・781キロ、総事業費約318億5000万円)の平成29年度までの進捗(しんちょく)状況を説明した。
事業費に対する進捗率は90・7%(4月2日現在)で、すでに1〜4期が完成、現在は5期(門川町、約2・161キロ)と6期(門川町―延岡市、約2・282キロ)を整備中とした。今年度は5期(事業費1億5000万円)の舗装やのり面工事など、6期(同5億1655万円)のトンネル工事などを予定していることが示された。

【国道10号整備促進期成会】
国土交通省と本県選出の国会議員(東京)、同省九州地方整備局(福岡)を6月と10月に訪問し、国道10号整備促進を求める要望を行う今年度事業計画案を承認。
要望内容は、国道10号門川日向拡幅事業(財光寺地区)の早期完成、事故ゼロプラン関連箇所をはじめ交通安全施設などの整備促進、地方が真に必要としている道路整備を計画的に進める十分な予算の確保の3項目。
また、会員からは延岡市塩浜町―門川町の国道10号4車線化の追加を要望する意見などもあり、今後の検討課題とすることとした。

【国道218号(五ケ瀬―延岡間)整備促進期成同盟会】
会長の内倉信吾高千穂町長は「防災工事や橋梁(きょうりょう)の工事、整備などが進められており、国や県の努力に感謝したい。今後も格段の配慮をお願いしたい」とあいさつ。
今年度は同国道の「高千穂日之影道路」と「五ケ瀬高千穂道路」の早期完成、未事業化区間の「蘇陽―五ケ瀬」「日之影―北方」の早期事業化に向け、関係団体や地域住民一体となった活動を展開することを決めた。また、国道の交通安全の確保と円滑化のため、歩道設置と譲り車線の整備促進などを関係機関に要望していくことなども確認した。

【五ケ瀬川水系水質汚濁防止連絡協議会】
会長の田浦峰星国土交通省延岡河川国道事務所長が、「五ケ瀬川水系の水質は全国の一級河川の中でも良好。上流だけでなく、市街地となる下流まで水質が良いのが特徴だが、流域が一体となって水質の維持に尽力している結果。協議会も引き続き役割を果たしたい」とあいさつ。
議事では、平成29年度の五ケ瀬川水系水質測定の結果、「良好な状態が保たれている」との総合評価が示された。加えて、10件の水質事故があったが大きな被害がなかったこと、河川パトロールや水質事故対策訓練、河川愛護キャンペーンなど各種事業の取り組みなどの報告もあった。
また、今年度については、水質に関する情報交換や水質事故発生時に迅速な対応と円滑な処理を行うための危機管理対応、実戦に即した水質事故対策訓練の実施、生活排水対策の推進などの取り組みなどを盛り込んだ事業計画案を承認した。

【宮崎県北部医療関連産業振興等協議会】
会長の読谷山洋司延岡市長が「発足から6年目だが着実に成果は出ており、地域産業の発展につながることを期待している。マッチングや専門家派遣などを行ってきたが、今後も取り組みを加速し、具体的な形を生むような取り組みを実施したい」とあいさつ。
議事では、今年度の事業計画案などを承認。地元企業の医療関連分野の販路拡大や事業化に向けた取り組みを後押しする「医療機器等事業化推進事業」や、国内最大規模の医療関連展示会に出展し、販路開拓を加速化する「医療関連産業販路開拓加速化事業」など4事業に取り組むことを確認した。

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