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29年度通期−売上高、過去最高

本紙掲載日:2018-05-16
1面

旭有機材の連結決算、好調

 旭有機材(本社・延岡、東京、中野賀津也社長)は15日、平成29年度(29年4月〜30年3月)の連結決算を発表した。連結対象は12社(国内4社、海外8社)。

 売上高は前年比19・4%増の501億7400万円で、連結決算を始めた平成11年以降の過去最高額を更新した。

 利益面は、本業のもうけを示す営業利益が同63%増の33億6200万円、経常利益は同74・9%増の34億200万円、純利益は同155・2%増の27億8500万円といずれも大幅増。売上高と営業利益の増収増益は5期連続、営業利益と純利益の増収は2期連続。

 アジアで液晶、半導体など電子産業分野の設備投資が活発なことから、管材システムと樹脂の両事業が好調。高機能のバルブ、ダイマトリックス製品、樹脂の売り上げが増えた。また、国内の自動車産業も堅調なことから、樹脂事業の主力の素形材用途向け製品の売り上げが伸びた。

 利益面では、主原料価格上昇の影響を受けたが、高付加価値製品の売り上げ増、生産体制や物流の効率化などコストダウン施策が奏功した。

 水処理・資源開発事業は中水処理施設や化学系工場廃水処理施設などの民間受注、地熱井掘削工事、環境薬剤、メンテナンス事業などが好調だった。

 期末配当金は前回予想の1株当たり20円から25円に増やした。6月21日に開く定時株主総会で正式決定する見込み。

 30年度もアジアでの半導体需要は継続するとみて、目標額を売上高550億円、営業利益、経常利益とも35億円、純利益32億円と掲げた。

 また、2020年を最終年度とする中期経営計画の目標額を、売上高630億円(前回公表値より30億円増し)、営業利益42億円(同7億円増し)に上方修正した。

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