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古武道の棒術を披露

本紙掲載日:2018-05-11
3面
勇壮な演武を披露した「第9回高千穂古武道『棒術の祭典』」

高千穂町で保存会が祭典

 高千穂町の無形民俗文化財に指定されている「棒術」を披露する「第9回高千穂古武道『棒術の祭典』」は6日、同町三田井の「一本木広場」であり、三田井地区棒術保存会(佐藤哲章会長)が勇壮な演武を見せた。

 祭典は、棒術の伝承と後継者の育成、拡大を図ろうと、同保存会が平成22年から毎年開いている。

 この日はあいにくの雨の中、広場に雨よけのシートを張って演武。同保存会の会員約15人がそろいの白装束姿で六尺棒(長さ約180センチ)や四尺棒(同約120センチ)、太刀、なぎなたなどを手に、「えい」「とう」「やー」と気合の入った声を上げながら技の数々を披露した。餅まきや農産物の販売などもあった。

 棒術は、高千穂地方独自の身分制度だった小侍に伝承されて普及した。小侍は延岡城主の高橋元種に攻められて滅んだ三田井氏の家臣など。その家臣を元種は小侍として取り立てた。

 棒術の流派は、多数が存在したが、今に伝わる代表的な流派は「神影流」と「戸田流」の2派。神影流は約400年前、戸田流は約280年前が起源とされ、いずれも120を超える技があるという。

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