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ザイルワークなど学ぶ

本紙掲載日:2018-04-30
3面
山頂に向けて出発する延岡署の署員

延岡警察署が山岳救助訓練

◆登山時の注意も呼び掛け

 延岡警察署(時任和博署長)は26日、延岡市の行縢山で山岳遭難救助訓練を行った。時任署長をはじめ地域課の若手を中心とした20人が、山岳地形の確認やザイルワークなど、救助に必要な技術や知識を学んだ。

 12年間の機動隊経験がある地域課の岩切昭人係長が指導。ザイルワークでは、荷物をまとめる際に使用する「本結び」や、結び目が締まらないのが特徴で木や自分の体に巻き付けて固定する「もやい結び」などを反復練習した。

 動くことができなくなった傷病者を運ぶための簡易担架の作り方を学ぶなど、救助の知識を深めた。この後、山頂へ出発した。

 山岳救助では電波が届きにくいため、パトカーを中継して県警本部や同署と連絡を取る。谷間などでは電波が届かなくなるため、無線で連絡を取り、場所を確認して山頂に向かった。

 訓練を終え、時任署長は「今年は、祖母・傾・大崩山がエコパークに認定されたことで、登山家の増加が見込まれる。遭難などの事故は起きてほしくないが、万が一発生した場合はきょう訓練したことをもとに安全を確保したい」と話していた。

 延岡署は登山時に守るべき注意点として、次の項目を挙げている。

 午後からの登山はせず、無理のない登山計画を立てる▽体調、天候が悪い日には早めに引き返す勇気を持つ▽携帯電話などの通信手段と情報収集用のラジオを携行する▽防寒具、雨具、救急薬品、ライター、懐中電灯、あめやチョコレートなどの非常食、飲料水を携行する▽道に迷ったら元の場所まで引き返し、ルートを確認、夜間時はむやみに動かない▽事故が発生したら、110番通報――。

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