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球状岩塊−短期間で化石化

本紙掲載日:2018-04-26
4面
生物起源炭素によるコンクリーションの形成プロセス(吉田教授提供)
宮崎県日南海岸で見つかった直径1メートル級の球状コンクリーションと名古屋大学の吉田英一教授

名古屋大・吉田教授(延岡市出身)グループが解明

◆トンネル建設など工学技術に応用も

 海底の地層中で形成される化石を内包する球状の岩の塊が、生物起源の炭素と海水中のカルシウムイオンとの急速な反応で形成され、その形成速度がこれまで推定されていた速度よりもはるかに速く、直径1メートル級の球状岩塊も数年程度で形成されることを、延岡市の出身で名古屋大学の吉田英一教授(環境地質学)の研究グループが解き明かし、英科学誌電子版(20日付)に発表した。

 炭酸カルシウムの塊として形成される球状岩塊は「球状コンクリーション」と呼ばれ、吉田教授の研究グループは「巻き貝やアンモナイトなど化石を内包する球状炭酸塩コンクリーションの成因論について世界で初めて、統一的に解き明かすことに成功した」としている。

 球状コンクリーションの形成は従来、数十万年から数百万年はかかると考えられていたという。同研究グループは2015(平成27)年に富山県で発見したツノガイの化石を覆っていた球状コンクリーションの研究を踏まえ、国内外の100個を超える球状コンクリーションを解析した結果、従来推定よりも「異常に速く」形成されることを突き止めた。

 同グループはこの解析に基づき、急速かつ緻密な炭酸カルシウムによる沈殿により、球状コンクリーションに内包される化石や生物痕が半永久的に良好な状態で保存されることや、その形成が限られた条件下でのみ生じることも明らかにすることができたとしている。

 吉田教授は「今回の発見は、球状コンクリーションの再現実験の足がかりとなり、工学的技術への応用に大きく前進できるもの」として「将来的には頑丈なトンネル建設やエネルギー地下備蓄、地下廃棄物処分などに伴う技術の応用化、実用化技術開発に弾みがつくことが期待される」と解説する。

 研究グループは吉田教授と名古屋大学大学院環境学研究科の山本鋼志教授、城野信一准教授、同大学宇宙地球環境研究所の南雅代准教授、岐阜大学教育学部の勝田長貴准教授、英国地質研究所で構成している。


【吉田英一教授プロフィル】(よしだ・ひでかず)
延岡市旭小中学校から延岡東高校(現・延岡星雲)の第1回卒業生。名古屋大学大学院理学研究科地球科学専攻博士課程(前期課程)を修了し、理学博士の学位を取得。独立行政法人日本原子力研究開発機構での勤務などを経て名古屋大学博物館資料分析系教授、同博物館館長(名古屋大学大学院環境学研究科兼任=環境地質学専攻)などを務める。著書に「地下環境機能」「地層処分」など。

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