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第142回九州地区高校野球大会
◆4月21日から春の九州高校野球
第142回九州地区高校野球大会は21日、福岡県の久留米、小郡両球場で開幕する。県勢は県北の聖心ウルスラ学園(7季ぶり2回目)、富島(2季連続4回目)、延岡学園(2季連続17回目)の3校が臨む。九州大会に県北勢3校が同時出場するのは初めて。県北勢にとって2002(平成14)年秋の延岡学園以来となる九州の頂点を目指す。15日に最終日があった夕刊デイリー杯などから各校の現状を紹介する。
◆王者狙える陣容整う−聖心
聖心は春の県予選、夕刊デイリー杯で連続優勝。センバツ出場のため県予選不在だった富島、延学を連破し、現状で県ナンバーワンの地位を確固たるものにした。プロ注目の右腕戸郷を中心に攻守で安定感が高く、九州王者を狙える陣容が整った。
県予選は戸郷、サイド左腕の林田、遊撃手も兼ねるセンス抜群の右腕上村の3本柱が万全。5試合で1失点と圧倒的な内容で制した。夕刊デイリー杯でも戸郷を温存しながら、左腕の井上、小田を起用しさらなる底上げを図った。
支えるのは捕手の黒田。独特の角度を誇る戸郷の変化球を止める技術を冬に磨き、絶対的な正捕手となり、チームに落ち着きをもたらした。守備では、2年を含め堅実に二遊間を守れる選手が多く、いろいろなパターンを持っている。
打線は5番に座る園田が絶対的な安定感と勝負強さ。3番の二村、4番の河野と右3人のクリーンアップは力強く、木原佑ら1、2番の出塁が鍵になりそうだ。
初戦は昨夏の甲子園と秋の九州ともに8強の強豪明豊(大分1位)と対戦。前回出場の2014(平成26)年秋の2回戦で敗れた相手を下せば、一気に上が見える。夕刊デイリー杯から、13(同25)年夏の宮崎大会準優勝投手でOBの浜渦悠樹さんが副部長に就いた。
◆再浮上のきっかけに−富島
センバツでは守備が乱れ、持ち味の粘りを発揮できなかった富島。夕刊デイリー杯では、野手陣の底上げを図りつつ、決勝では聖心を相手に粘り強い戦い。九州の強豪を相手に再浮上のきっかけをつかみたい。
夕刊デイリー杯では野手の控え組が先発し、積極的にスイングし、層の厚さを見せた。特に中森は10打数6安打7打点。甲子園のベンチを逃した黒木剛も9打数6安打とアピールし、九州大会でもチャンスがありそうだ。
最終日は甲子園で2本安打ずつ放った松浦、黒田の2年生コンビが1、4番に。3番に入った井本が本塁打を放つなど、主力も力を見せた。
不安材料は左腕エースの甲斐裕人が負傷し、ベンチ外に。黒木将は聖心打線に持ち前の粘り強い投球を見せ、黒木拓も甲子園での好投を自信に。右腕の2枚看板で連戦に挑むことになりそうだ。
最近の6季で4回出場は県内最多で、九州大会はもう常連。対する八幡(福岡2位)は24季ぶり。同じ県立校で初戦は負けられない試合になりそうだ。
◆左腕過剰に意識せず−延学
センバツでは5―1から、まさかの逆転負け。夕刊デイリー杯では準決勝で聖心に敗れ、夏へ向け待ったなしの状況になりつつある。
試行錯誤中だ。夕刊デイリー杯の序盤は、工藤と戸高のポジションを入れ替え。準決勝では工藤を三塁に戻し、堰口を二塁で起用した。3試合とも松林が先発マスクで経験も積んだ。
投手陣は甲子園のマウンドに立った上野、吉田、萱野に加え、下手投げの松山がまずまずの投球。舟谷が力強い速球を見せた。
甲子園で本塁打を放った工藤や、プロ注目の小幡。抜群の身体能力を誇る柳川、戸高。長打がある坂口、松林と個の能力は群を抜く。椿原、堰口、上野と状況判断に優れた選手がそろう。
強打を押し出すチームだが、聖心戦では新しい光も。椿原の三つを含む4盗塁と機動力を見せ、小幡、堰口の二遊間は抜群のコンビネーション。守備からリズムをつくり、足も絡めて1点ずつという能力の高いチームだからこその〃形〃が見え始めた。
樟南(鹿児島2位)は好左腕を擁する力があるチーム。「延学対策は左腕」と評判になりつつあるが、過剰に意識せず足や小技を絡めたい。