夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 200円
▽LL サイズ 1枚 300円
▽A4 サイズ 1枚 800円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は200円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 200円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 300円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 800円
(ラミネート加工は200円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
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お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
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九鬼さんは「内藤藩の台所事情」
延岡史談会(後藤博文会長)の三部会発表会が3月24日、延岡市市民協働まちづくりセンターであった。会員ら約40人が参加。史跡部の甲斐國行さんが「武道と歴史」、民俗部の磯貝透さんが「ひむか神話の史実性について」、古文書部の九鬼勉さんが「御用部屋控えに見る内藤藩の台所事情」をテーマに研究成果を発表した。
このうち、九鬼さんは244年前の安永3(1774)年に書かれ、県史にも記載されている「安永三年正月十五日延岡御役方江被仰出候御書付壱通」の原文と訳文などを示して、内藤家延岡藩が財政難に陥っていたことを解説した。
それによると、磐城平藩から延岡藩に転封されて来た内藤家は石高収入が大いに減り、江戸から遠くなったため参勤交代による支出が増加。経費削減をしたり、商人から借金したりして対応したが、藩船や内藤家上屋敷が焼けるなど臨時の経費が加わった。「殿様としては家臣がかわいいからできることなら給料削減をしたくないが、やらざるを得なかった」と話した。
また、財政方策だけでなく政治のことも含めて、「身分の上下関係を越えて、意見のある者は書面に記して伝えてほしい」との旨の通達があったことなどを伝えた。
九鬼さんは「240〜250年前の話だが、内藤家はずっとこういう経済状況だった」と締めくくった。