【お知らせとおことわり】

 夕刊デイリー新聞ならびにYUKAN-DAILY-WEBを
ご利用いただきありがとうございます。

 著作権保護のためWEBブラウザ上からの記事・写真の
ダイレクトプリントができないようになっております。
ご了承下さい。

 サイト内の写真は本紙に掲載されたものですが
本紙掲載分の写真については以下のような規定があります。


 夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。

 スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?

 写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。

写真のサイズと料金は次の通りです。

▽L  サイズ 1枚 200円
▽LL サイズ 1枚 300円
▽A4 サイズ 1枚 800円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は200円追加)


L  サイズ
(8.9×12.7センチ)
1枚 200円
LL サイズ
(12.7×17.8センチ)
1枚 300円
A4 サイズ
(21×29.8センチ)
1枚 800円
(ラミネート加工は200円追加)

 提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
 掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。

 受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
 写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
 また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。

 写真は個人的利用に限ります。 印刷物などに用いることはできません。

 写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。


 お問い合わせ、お申し込みは
 本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。

 

売上高2兆円突破へ−各項目、最高益更新の見込み

本紙掲載日:2018-04-03
1面
質問に答える小堀社長(2日、エンシティホテル延岡で)

旭化成・小堀社長インタビュー−

◆発電設備に大型投資、100億円超

 旭化成の小堀秀毅社長は2日、入社式後に記者と懇談し、昨年度の業績と1日から始まった新年度の見通し、投資計画などについて話した。昨年度は、速報値で売上高が創業以来初めて2兆円を突破。今年度は延岡地区で発電設備の更新や効率化に大型投資を行うことを明らかにした。金額は100億円を超える見込み。主なやり取りは次の通り。

−−昨年度の総括を。

 昨年度はリーマンショック以来最大に恵まれた環境下の一年だった。昨年の今ごろはトランプ政権発足、ヨーロッパでの保護主義の台頭など政治的に不透明だったが、幸い大きな混乱はなく、世界各地域で緩やかな景気拡大基調が続き、為替、原油価格、ナフサ価格とも安定していた。その中で、われわれも競争優位性のある事業をしっかり伸ばせた。

 売上高は創業以来初めて2兆円を超え、各利益項目で過去最高を更新できそうだ。

 好業績の要因は、第一に、アクリロニトリルの市況がアジア地区で非常に良かったことが挙げられる。アメリカではハリケーン災害、中国では環境問題からそれぞれ競合プラントが一部停止したこともあって、引き合いが強まった。

 第二に、高付加価値事業の販売数も伸ばすことができた。特に自動車関連でS−SBR(低燃費タイヤ向け合成ゴム)、エンジニアリング樹脂、エアバッグ素材などの売り上げが増えた。エレクトロニクス関連でもリチウムイオン二次電池用セパレータの販売が好調だ。スマホなど民生分野で高いシェアを維持しているのに加えて、電気自動車やプラグインハイブリッドカーなどに向けた車載用も増えてきた。

−−今年度の展望は。

 昨年度の始まりと同様に政治的な不透明感は高まっている。北朝鮮問題やアメリカの中間選挙の結果によって世界経済が動く可能性がある。われわれは何が起きても対応できる策を常に持っておくことが重要だ。
為替も昨年末から円高基調に転じたため、事業環境は昨年度より厳しいとみているが、今年度は平成28年度から始めた中期経営計画(中計)の最終年度なので、その目標を達成し、次の中計につなげたい。

−−今後特に期待している事業は。

 環境エネルギー分野ではセパレータと深紫外LED(UVCLED)。セパレータについては、廉価版のニーズが高まるかもしれないが、われわれはやはり、高品質な電池を求めるメーカー向けの高品質なセパレータを造っていきたい。
深紫外LEDは、殺菌に効果的な265メートル周辺の波長を発光できるLEDで、環境負荷の大きな水銀ランプの代替として注目されている。水、空気、表面などをピンポイントで殺菌できるので、医療機器や飲料関係などいろんな分野に貢献できる。
このほか自動車関連素材、生活衛生分野では紙おむつ素材やサランラップなどの消費財にも期待している。クリティカルケア分野では着用型除細動器事業もまだまだ成長性がある。

−−セパレータについては、2020年までに追加投資計画があるが、日向工場への投資は。

 マーケットの変動が大きいため、能力増強については顧客と常に会話しながら段階的に進めていかなければならないが、湿式セパレータの製造拠点は日向と滋賀県守山市の2カ所。新たな土地で工場を稼働するのは時間がかかるので、インフラ(基盤)も人材もそろっているこの2カ所が能力増強の候補地だ。

−−延岡地区では、ラムース、プラノバ、レオナの増強を相次いで決定するなど投資が続いている。旭化成における延岡・日向地区の位置づけは。今年度の投資計画は。

 入社式を毎年延岡で行っていることからも分かってもらえるように、延岡は旭化成の企業文化のベースであり、非常に重要な製造拠点。今後もそれを維持するために、今年度は延岡地区の生産のインフラ強化に力を注ぎたい。昨年度の業績が良かったからできる大型投資であり、地区全体の投資額は昨年度よりも大きくなるだろう。火力発電や水力発電の効率化、環境性向上、補強による耐久性向上などを考えている。インフラが出来上がればまた能力増強ができる。

 また、延岡地区には繊維、ケミカル、ヘルスケアなどさまざまな技術があり、旭化成の多角化の原点。これらの技術を地区内外とコネクト(交流)させることで、新たな価値を生み出せる。新しい素材の開発にも役立つ。そういう拠点として存在し続けるために、インフラ整備が重要だ。

その他の記事/過去の記事
page-top