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古式ゆかしく「湯立神事」

本紙掲載日:2018-04-02
8面
湯立神事を行う天野総監
大峡神楽保存会による神楽奉納
湯気の立ち上る熱いササの葉で清めてもらう参拝者
勇壮な響きの太鼓を披露する龍潮太鼓

熊野神社で尺間嶽開運大祭−延岡

 「尺間さま」として古くから信仰を集める霊山尺間嶽開運講社本部(大分県佐伯市)の「第45回尺間嶽開運大祭」は1日、延岡市川原崎町の熊野神社で行われ、市内の信徒や地区内外からの参拝者でにぎわった。宮崎県北部地区講社員信徒合同の大祭実行委員会(宮井清敏委員長)が、春の恒例祭として毎年主催している。

 神事に先立ち、大峡神楽保存会が「鎮守」や「三番荒神」など3番の神楽を奉納した。祭りでは同本部の天野衆王(ひろたか)総監が神事を行い、信徒や参拝者の開運や無病息災、地域の繁栄などを祈願した。

 メーンは古式の作法にのっとった「湯立神事」で、大釜に大量の湯を煮立て、白装束の衆王総監が執り行った。煮えたぎる湯釜にササの葉の束を浸して勢いよく引き上げ、しぶきと湯気で自身を清めると、湯気の立ち上がるササの葉を手に、境内を回りながら一人一人をお清め。参拝者は頭や体を清めてもらい手を合わせた。

 講社員信徒を代表して山木一成さんがお礼の言葉。また、一作年に亡くなった同本部の天野高房総裁の後を引き継ぎ、延岡で2度目の神事を行った衆王総監は「年に一度のお祭りにご奉仕できたことに感謝いたします」と話した。

 神事の後は、龍潮太鼓が勇壮な太鼓の演奏を披露したほか、おにぎりの振る舞いや紅白の餅まきもあり、会場を沸かせていた。

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