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高千穂町内施設は活用方針

本紙掲載日:2018-03-30
1面

旧高千穂鉄道の運営協議会

 廃線となった旧高千穂鉄道の不要施設の撤去計画などを話し合う「高千穂線鉄道施設整理基金運営協議会」が27日、延岡市役所であった。

 撤去する施設は平成23年2月の同協議会で、沿線の延岡市、高千穂町、日之影町がそれぞれに選定し、年次計画に従って撤去作業が進められている。

 29年度は延岡市の細見川橋梁(きょうりょう)と伊ノ木谷橋梁の撤去が完了。費用は計7682万円(計画額1億円)だった。

 30年度は延岡市で内山川橋梁の撤去、延岡駅―川水流間と上崎駅、早日渡駅の電柱・電線撤去、滝の下橋梁の設計、日之影町で深角橋梁の設計と2カ所のトンネル坑口封鎖を計画。費用は計2263万円を計上している。

 高千穂町は鉄道跡地の公園化を検討しており、29年度に調査を完了。現在、民間の高千穂あまてらす鉄道が観光用にカート型のトロッコ列車を走らせている高千穂―岩戸と高千穂鉄橋など、大半の施設を活用していく方針を固めたという。

 高千穂鉄橋は高千穂線最大の施設で、維持していくための防食塗装には2億〜3億円かかるとみられている。その費用について基金を活用できるかは未定という。

 同基金は、旧高千穂鉄道が高千穂線廃止を前に沿線の高千穂町と日之影町、延岡市に無償譲渡した線路や鉄橋、駅、トンネルなどの鉄道施設のうち、再利用できない分の撤去費用を将来にわたって確保するため、県50%、延岡市25%、高千穂町15・5%、日之影町9・5%の拠出比率で毎年積み立てている。

 29年度末の基金残高(見込み)は4億1836万円で、最終的な積立額(平成32年度末時点)の合計は11億1098万円になる見込み。

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