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郷土の歌人しのぶ

本紙掲載日:2018-03-19
3面
献酒する飯干会長。歌碑隣は牧水の写真パネル
大きな声で牧水の歌を朗詠する園児たち

城山で牧水歌碑祭−延岡

 郷土の歌人、若山牧水の歌「なつかしき城山の鐘鳴りいでぬをさなかりし日聞きしごとくに」が刻まれた歌碑がある延岡市の城山で18日、第84回牧水歌碑祭があり、出席者約60人が牧水をしのんだ。主催は若山牧水延岡顕彰会(飯干喬啓会長)。

 歌は牧水が最後に帰郷した昭和2年7月24日に同市の台雲寺で詠んだ。弟子の谷自路、越智渓水らが牧水の7回忌に歌碑建立の運動を行い、昭和10年3月21日に全国3番目の牧水歌碑として除幕された。現在、歌碑の両脇には弟子の谷と越智の歌碑も建てられている。歌碑祭は戦時中も中断することなく毎年この時期に開催されている。

 正午を知らせる城山の鐘が響き、同顕彰会の塩月眞前会長が歌を朗詠する中、読谷山洋司延岡市長が献酒。谷と越智の歌碑にもそれぞれ供菓や献酒、短歌朗詠が行われた。

 飯干会長は「先輩方の深い思いと続けるという情熱を引き継ぎたい」とあいさつ。読谷山市長が「これまで絶やすことなく続けてこられた皆さまに敬意を表したい」と祝辞を述べた。

 また、第二ゆりかごWEC学院の年長児たちが牧水の短歌を2首朗詠。参列者たちがそれぞれ献酒して、没後90年目となる牧水に改めて思いをはせた。

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