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新規事業化は「妥当」

本紙掲載日:2018-03-17
1面

九州中央道・五ケ瀬−高千穂

◆国交省−社会資本整備審議会

 国土交通省は16日、東京都内で「社会資本整備審議会道路分科会第16回事業評価部会」(委員長・石田東生筑波大名誉教授、8人)を開き、九州中央自動車道・蘇陽―高千穂のうち、五ケ瀬―高千穂(9・2キロ)の新規事業化を「妥当」とした。新規事業化に向けた一連の手続きはこれで終了、政府予算の国会審議を経て、年度内に事業化が決定する。

 同部会は霞が関の中央合同庁舎で開いた。同省が「五ケ瀬―高千穂」間の現状について「中央道の未事業区間の中でも防災点検対策箇所が集中して存在し、緊急輸送路が脆弱(ぜいじゃく)で被災リスクが高い」「熊本市、延岡市の第3次医療施設へ60分以内に到達できない地域があり、高次医療サービス水準に格差がある」などと課題を説明した上、「現道の線形が厳しい箇所や防災点検要対策箇所を回避し、災害時の救援活動においても機能する信頼性の高い高速ネットワークが形成される」「第3次救急医療施設まで搬送時間が最大22分短縮され、60分以内到達可能なカバー人口が増加する」などと整備効果を示した。

 同部会では、圏域が抱える防災や医療、定住促進、観光、地域産業面などの課題と整備後の効果を審議し、「新規事業化は妥当」と結論付けた。

 事業名は「一般国道218号五ケ瀬高千穂道路」(全体延長9・2キロのうち、トンネル4・6キロ、橋梁(きょうりょう)1・4キロ、土工3・2キロ)。2車線の自動車専用道路で、全体事業費約470億円(改良費約96億円、橋梁・トンネル・IC費約321億円、その他の工事費約9億円、用地補償費用約9億円、維持管理費約57億円)、一日当たりの計画交通量は約7200台を見込む。

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