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成年後見制度の理解深める

本紙掲載日:2018-03-15
8面
講演する竹内俊一さん

九保大で利用促進シンポジウム

 延岡市吉野町の九州保健福祉大学(迫田隈男学長)でこのほど、成年後見制度利用促進シンポジウムがあり、市民ら約100人が同制度への理解を深めた。県北地域における成年後見制度の普及啓発を目的とした地域創生事業の一環。

 講師を務めた全国権利擁護支援ネットワークの竹内俊一副代表は、「成年後見制度の利用促進に向けたネットワークの構築」と題して講演。岡山弁護士会高齢者・障害者支援委員会やNPO法人など自身が関わる団体、それらが構築する地域連携ネットワークについて説明した。さらに同ネットワークの中核機関形成の経緯に触れ、平成18年4月に施行された高齢者虐待防止法に十分対応できていなかった市町村に対し、地域包括支援センターの支援を行ったことなどを紹介した。

 竹内さんは「地域連携ネットワークにとって重要なのは市民や行政、家庭裁判所といった支援者同士のリスペクト。また活動維持のためにはミッション(使命感)、パッション(熱意)、ハイテンション(士気)が必要」と参加者に呼び掛けた。

 会場ではその後、九州保健福祉大学社会福祉学部臨床福祉学科の日田剛助教授、美郷町社会福祉協議会の片地唯文さん、権利擁護支援センター「こうけん延岡」の大下紘史代表理事、延岡市健康福祉部介護保険課地域包括ケア推進係の門脇知史主事によるパネルディスカッションもあった。

 パネラー4人はそれぞれ、施設入所者の成年後見制度利用状況、社会福祉協議会による法人後見の現状と課題、支援団体の役割と活動、延岡市の取り組みを報告。各テーマで意見を交わし、同制度の周知、支援団体の円滑な活動環境の整備などの必要性について提言した。


パネルディスカッション

成年後見制度利用促進を図るシンポジウム
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