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ヒューマン−東京海洋大准教授・青山千春さん

本紙掲載日:2018-03-14
3面
現在、東京海洋大学の練習船「神鷹丸」で航海中。名古屋港に停泊した3日間を利用して延岡で講演した青山さん

海と女とメタンハイドレート−のべおか男女共同参画会議21

◆夢は諦めず、気持ちを強く

 メタンハイドレート調査・研究の第一人者で、妻で母でもある青山千春さん(62)=東京海洋大学准教授=の講演会「海と女とメタンハイドレート」がこのほど、延岡市のカルチャープラザのべおかハーモニーホールであった。道を切り開く過程で女性として直面した壁や「日本は資源のない国」というかつての常識を覆すメタンハイドレートについて説明し、「夢は諦めず、自分の気持ちを強く持っていれば絶対にうまくいく。『専業主婦』も職歴に書こう。男性は自分に自信を持ち、社会に女性を受け入れてほしい」と、男女に呼び掛けた。

 男女共同参画社会づくりを目指す市民グループ、のべおか男女共同参画会議21(三原隆子会長)が、春恒例の公開研修事業「春のフォーラム」として開いた。副題は「女性よ、そして男性よ大志を抱け」。

 メタンハイドレートは、メタンガスが水と結びついて凍ったもの。青山さんは魚群探知機で海底を見る専門家であり、平成9年、日本海で起きたナホトカ号沈没事故調査の帰路に同資源を発見した。現在、日本周辺の海底には天然ガス消費量の100年分以上があるといわれている。国益を守るため、青山さんは魚群探知機による同資源探査の特許を取得しているが、特許の使用料は1円も取っていない。

 旧帝国海軍の音楽隊員だった父の影響で海にあこがれ、高校時代に地学で大陸移動説を学んで「南極に行きたい」が夢になった。「まずは海に慣れなくては」と、航海士免許が取れる大学に入ろうとして突き当たったのが第1の壁。「女子には受験資格がない」と4大学に断られた。それまで性別にこだわらない教育をされてきたため、驚いたという。

 性別規定が唯一なかった東京水産大学(現東京海洋大学)に女子の第1号として入学。「女が船に乗ると海が荒れる」という迷信や、実習船に女子用のトイレも浴室もないことが第2の壁となったが、船長が「女子入浴中」の木札を作ってくれた。

 卒業後すぐに結婚し、「専業主婦として先に子育てをする」と決断。大学入試センター試験の過去問題を解くなどして、勉強から遠ざからない工夫をしながら12年間、男児2人の子育てに専念した。

 次男が小学2年生になった35歳の時に復学したが、そこにも「12年もブランクがあっての復帰は前例がない」という壁が。航海士国家試験の筆記試験に合格して能力を示し、復学できた。41歳の時には「年齢制限で就職できない」という壁が立ちはだかり、45歳で就職した。

 現在、独立総合研究所取締役・自然科学部長。平成19年には同大実習船に乗り、37年来の夢だった南極調査を実現。同27年に同大の教員公募に応募し、61歳で准教授に就任した。

 これまでを振り返って「女性として直面した壁を乗り越えることよりも、先に子育てをする、大学に復帰すると決断した時の方が大変だった。その後何が待っているか分からないから勇気がいった」。

 「もし自分が男だったら何の壁もなかっただろう。いまだに男性主導社会。男女雇用機会均等法があるので、どの会社も表向きには求人に男女差はないが、実際には女性の人数制限をしている会社がある」と指摘し、「男性は自分に自信を持ち、社会に女性を受け入れてほしい。結婚、子育て後に会社に戻れるような環境づくりを」と話した。

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