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ヤブツバキ見頃−城山で楽しむ会

本紙掲載日:2018-03-12
1面
城山公園内を散策する楽しむ会の参加者

 日本三大ヤブツバキ群の一つとして知られる延岡市の城山公園で11日、恒例の楽しむ会があった。春本番の陽気の中、市民ら約60人が紅や白など多彩な花色を観賞した。

 今年で30回目。主催した「城山ヤブツバキを楽しむ会」の江藤奈保代表世話人は「2020年に長崎県五島市で国際ツバキ会議が開かれる。九州のツバキの名所も巡る予定で、この機会に城山のヤブツバキ群を世界の愛好家に観賞してほしい」とあいさつ。同市での受け入れに協力を呼び掛けた。

 楽しむ会によると、公園内には108種約3300本のヤブツバキが自生。自然交配により、白地に濃い桃や紅色の斑点が入る「絞り」など珍しい花が見られるのが特徴という。1本のツバキで枝ごとに花の色が異なる「咲き分け」もあり、今後も新たな花が出現すると期待されている。

 今年は冷え込みの影響で一部開花が遅れていたが、ここ1週間ほどで見頃となった。参加者は、花形や色、大きさなどを写真と見比べながらじっくりと観察。淡い桃色の一重「延岡」や白地に紅の縦絞り「牧水」などの花々を楽しんでいた。

 初めて参加した門川町の下笠知香子さん(49)は「城山にこれほどの群落があるとは知らなかった。ヤブツバキは改めて見るととてもきれいな花。興味が湧いた」と話していた。楽しむ会によると、花は3月いっぱい楽しめるという。ヤブツバキの群落は、ほかに千葉県いすみ市大原町、島根県松江市松江城が知られている。

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