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3月10日から宇納間地蔵尊大祭

本紙掲載日:2018-03-10
2面
始まった宇納間地蔵尊大祭。好天に恵まれ大勢の参拝客でにぎわう(10日午前、美郷町北郷)

12日まで北郷の全長寺−美郷

 火伏せ地蔵として知られる宇納間地蔵尊大祭が10日から、美郷町北郷の鐵城山・全長寺(川西和生住職)と周辺の参道で始まった。参拝客は365の石段を上って地蔵尊に手を合わせ火防(ひぶせ)札を買い求めた。12日まで。

 10日早朝、本堂で所願成就の護摩祈祷(きとう)をした後、小原八重の宇納間地蔵奥之院の市木(いちき)地蔵で法要を営んだ。市木では午後7時30分ごろから、地元の小原臼太鼓保存会(真田卓男会長、13人)が伝統の臼太鼓踊りを奉納する。宇納間地蔵はもともと、市木地区に祭られたとされ、大祭の初日に法要を営んでいる。

 大祭期間中、参道周辺の国県道は歩行者専用道路となり、参道周辺には110余りの店が軒を連ね、名物の地蔵らくがんや干ししいたけ、団子などの農産物、加工品などを販売。参拝を終えた客は、うどんや甘酒などで暖を取り、買い物を楽しんだ。

 大祭恒例のエイサー演舞は、中日の11日と最終日の12日。11日は午後2時30分から北郷総合交流センターで。同町と姉妹市町を締結する沖縄県豊見城(とみぐすく)市のグループ「鼓衆しんか」と北郷エイサーグループの「絆」が出演。12日は午後1時から、第13回宇納間地蔵大祭エイサーが商工会前の駐車場で開かれ、北郷青年団エイサー「琉星會(りゅうせいかい)」と「鼓衆しんか」が出演。エイサーの後、地場産品などが当たるお楽しみ抽選券付きの餅まきがある。

 宇納間地蔵の本尊は江戸時代に延岡藩内藤家の江戸藩邸が大火に見舞われた際、雨を降らせて鎮火させ延焼を食い止めたと伝えられ、毎年旧暦の1月24日に大祭が開かれ、県内外から大勢の参拝客、代参者が訪れにぎわいを見せる。

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