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短歌がつなぐ昔と今−日向市東郷町

本紙掲載日:2018-03-07
7面
若山牧水記念文学館で31日まで開かれている「牧水の母校作品展」

若山牧水記念文学館で開催中

◆牧水の母校作品展−坪谷小、延岡高、早稲田大

 日向市東郷町の若山牧水記念文学館(伊藤一彦館長)ギャラリーで31日まで、手づくり作品展「牧水の母校作品展〜時代に見る牧水短歌と現代短歌」が開かれている。牧水の母校である坪谷小学校と延岡高校、早稲田大学の児童・生徒・学生が詠んだ短歌と、牧水が旧制延岡中学校(現延岡高校)や早稲田大学時代に詠んだ短歌を並列展示している。ギャラリー内は無料だが、展示室は有料。月曜休館。

 一昨年は坪谷小のみ、昨年は坪谷小と延岡高校に拡大し、今回初めて早稲田大学が加わった。

 坪谷小の全児童13人の作品は2月に詠んだ新作ばかり。1年生の上田容平君は「はつゆきではじめてつくったゆきだるま四かくくなってもかわいいおかお」と、初雪が降った日に雪だるまを作った時の楽しさを素直に詠んだ。

 延岡高校の生徒からは、昨年9月の校内牧水忌の入賞作品や「第7回牧水短歌甲子園」の出場作の合わせて13点が寄せられた。

 早稲田大学の学生は今回初展示で、短歌会学生4人が詠んだ若者らしい作品が並んでいる。

 会場には、牧水が短歌を詠み始めた旧制延岡中2年時の初期作品6首ほか、「幾山河こえさりゆかば寂しさのはてなむ國ぞけふも旅ゆく」「けふもまたこころの鉦(かね)をうち鳴らしうち鳴らしつつあくがれて行く」「白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」など、早稲田大時代に詠んだ代表歌など22首も展示。旧制延岡中5年生の秋に「牧水」と名乗るまでの雅号の変遷も紹介している。

 同館の担当者は「今回は早稲田大の協力で大学まで範囲を広げることができました。この機会に、短歌がつなぐ昔と今、明治と平成の歌比べを楽しんでほしい」と話した。問い合わせは同館(電話日向68・9511)。

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