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地域特産品への関心深める

本紙掲載日:2018-03-03
2面
日向市美々津町産の大根を手にする日知屋東小の5年生

地産地消交流学習給食会−日知屋東小5年生

 地域の特産品への関心を深めてもらおうと、日向市日知屋東小学校(宮崎克彦校長、632人)で2月28日、地産地消交流学習給食会があった。5年生3クラスの児童97人が関係者の話を聞きながら、市内産の大根を使った料理を味わった。

 食育の一環として、市教委と市学校給食センターが定期的に開催している。給食時間に合わせ、JA日向の職員や給食センターの調理員、栄養士など計15人が訪問。各教室で一緒に給食を食べながら、児童の質問に答えた。

 このうち、2組の教室では、JA日向美々津支店で千切り大根を担当している黒木豊さんが歴史のほか、生産から出荷までの工程を写真とともに紹介した。大根は9月ごろに種をまいて栽培し、12〜2月にかけて収穫。並行して干す作業を行い、冬の乾いた風で自然乾燥させると説明し、「美々津は山から海へ非常に乾燥した風が通るので、評判のいい真っ白な千切り大根ができます」と話した。

 同校OBで同センター調理員の一ノ宮尚士さんは、1日6千人分の食材の受け入れから調理、配達までを、大型の調理器具を持参しながら分かりやすく紹介。富高小に所属する学校栄養士の荒戸法衣さんは、生よりも甘みが増し、歯応えがあって味がしみやすいという千切り大根の特徴を指摘し、「こんなにおいしい食材が、みんなが住んでいる近くで生産されていることに誇りを持ってほしい。生産者に感謝して残さずに安心して食べてください」などと呼び掛けた。

 切り干し大根の甘煮を食べた淡路佳亮君(11)は「味がしみててとてもおいしかった。一日も休まず一生懸命に作っている生産者の皆さんの苦労が分かった。いろいろ知らなかったことが分かり良かった」と話した。

 県産の千切り大根は全国生産量の約9割を占め、うち同市内では約1割の150トンを生産。大根は早く乾くほど色が白く高評価で、美々津町百町原地区は独特の地形でよく風が吹くため乾燥に適し、高い品質で知られているという。

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