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共生と地域づくり目指す

本紙掲載日:2018-03-02
2面
過去5回のワークを基に地域おこし案を発表
最終回を迎えた「北川の霞堤と生きる!」の参加者

ワークショップ「北川の霞堤と生きる!」−延岡

 川との共生をテーマに地域づくりを考えるワークショップ「北川の霞堤(かすみてい)と生きる!」の第6回が2月27日、延岡市北川町の川坂母子健康センターであった。川坂川を守る会(安藤重徳会長)、家田の自然を守る会(岩佐美基会長)主催。

 杉尾哲宮崎大学名誉教授の呼び掛けで昨年9月から始まった同ワークショップは今回が最終回。地元住民ら約20人の参加者は、これまでのワークショップを踏まえ、地域の振興、活性化につながる「川との共生」について考えた。

 複数の開口部からあえて水を内地に流し、被害を限定かつ軽減する北川町の霞堤。第2回までのワークで地元の治水方法について理解を深めた参加者は、霞堤をはじめとする町内の名所、史跡、特産品、料理などを「お宝」と定めて地域おこしに生かす方法を模索してきた。

 参加者は、道の駅北川はゆま、長井大橋そばの防災ステーション、川坂公民館を起点に霞堤をはじめとするお宝を見て回る観光ツアー、山菜やアユ、シイタケなど地元食材を使って春、秋2種類の料理を提供する「北川御膳」、これらを広報するSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)やホームページ、フリーペーパーの活用法について発表した。

 各案を高く評価した杉尾教授は「案の実現化推進のためには、皆さんが無理なく楽しく参加することが不可欠」と呼び掛けた。

 また、全6回を振り返り、「住民が霞堤を地域振興にまで生かすことができれば、北川町は模範事例として全国に知られるでしょう。ワークショップは最終回を迎えましたが、私は今後もお手伝いをさせていただくつもりです」と話した。

 安藤会長は「杉尾先生のような著名な大学教授から直接指導してもらうことは初めて。ワークショップで学び、考えたことが実を結べば、どこにも負けない地域振興につながると思っています」とお礼を述べた。

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