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津波避難タワー完成−延岡市二ツ島

本紙掲載日:2018-02-14
3面
延岡市二ツ島地区に完成した津波避難タワー

鉄筋コンクリート造り−高さ10メートル

 延岡市が二ツ島町で整備を進めていた津波避難タワーが完成した。震度6強の揺れに耐えられる鉄筋コンクリート造りで、2層の避難ステージを設置している。市内の津波避難タワーは3基目、市が整備するタワーとしては2基目となる。

 二ツ島町の一部地域は、南海トラフ地震が発生した場合、最短津波到達時間内(17分)に避難場所がない「特定津波避難困難地域」に指定。タワーは同地域の住民約280人を津波から守るため、平成28年度から整備に着手していた。

 津波避難タワーは、同所の津波浸水深を約4メートル、波のせり上がりの高さを約3メートルと想定し、高さ7メートル地点に1層目を、10メートル地点に2層目の避難ステージを設けている。それぞれの避難ステージの広さは70平方メートル(計140平方メートル)。

 このほか、備蓄機能を備えたベンチ4基、夜間の避難にも対応するソーラー式照明灯5基(非常電源付き1基、階段照明灯4基)も設置している。総事業費は約1億1千万円(3分の2は国補助)。工事は平尾組が請け負った。

 特定津波避難困難地域に対する延岡市の津波避難施設の整備はこれまで、浦城・須美江地区の避難路、長浜地区の津波避難タワー、熊野江地区の避難施設の整備などが終了している。土々呂地区には、防災施設を併せ持った施設の整備を計画している。

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