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拉致被害者の体験と苦悩語る

本紙掲載日:2018-02-14
3面
日之影町民のつどいで講演する蓮池薫さん

蓮池薫さん日之影町で講演

◆めぐみさんら「限界超え、待ち続けている」

 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(60)=新潟産業大学経済学部准教授=が11日、日之影町宮水小学校で行われた第34回町民のつどいで、「夢と絆」と題して講演。大学生だった1978(昭和53)年7月に新潟県柏崎市の海岸で、当時交際中だった妻の祐木子さん(61)とともに拉致された時の状況や北朝鮮で過ごした24年間の生活などについて、具体的に振り返った。

 蓮池さんがさらわれた時期、北朝鮮は日本をはじめ、レバノンやマカオ、ルーマニアなどから若い女性らを次々と拉致。思想教育を強いてスパイに育てようとしていたという。

 祐木子さんと別々に拉致された蓮池さんは、鉄条網で囲まれた山奥の「招待所」と呼ばれるアジトで、厳しい監視のもと生活。最初の3、4カ月は一体何が起こったのかと混乱の日々で、その後徐々に、もう日本へは帰れないことを悟っていった。

 身の回りの情報を得ようと、それまで拒否していた朝鮮語教育を受け、拉致の目的を理解。一度だけ平壌市内で日本人のテレビクルーを見かけたが、秘密警察が取り囲む状況下で「助けてくれ」と訴えることはできなかった。

 そうした中、「大きな変化が3回あった」。1回目は1979(昭和54)年、それまで厳しかった北朝鮮指導部による教育がぱたりとなくなり、1カ月後に平壌から離れた場所に移された。

 そこで結婚を勧められ、いなくなったと思っていた祐木子さんが生きていることを告げられた。「朝鮮語以外は話すな」「これまでのことは一切話すな」が結婚の条件だった。

 こうした指導部の態度が変化した理由は帰国後に知ることとなるが、1回目は、工作員となっていたレバノン人女性が活動先のベオグラード(セルビア)でレバノン大使館に逃げ込んだ事件に端を発した。

 初めて世界中に北朝鮮による外国人拉致が知れ渡ることになり、北朝鮮はその事実を隠そうと拉致被害者を人目に付かない平壌市外に移し、条件付きで結婚を許した。

 2度目の変化は87〜89(昭和62〜平成元)年、強いられていた工作員への日本語教育が中止され、子どもを作ることが認められた。この時には大韓航空機爆破事件が起きていた。

 蓮池さん夫妻は2人の子どもに恵まれたが、工作員にされないよう日本語は教えず、「祖父母が日本に住んでいたが、身内はもういない」と偽って育てた。

 そして3回目の変化が、2002(平成14)年の日朝首脳会議。北朝鮮は拉致を認め、蓮池さん夫妻はほかの被害者3人と帰国を果たした。

 北朝鮮側からは帰国は「長くて10日間」と指示され、子どもも残したままだったので当初は引き返すつもりだったが、日がたつにつれ〃自由〃がある日本のすばらしさを実感。「子供たちも日本で暮らせたら」と思うようになった。

 こうした経験を通して蓮池さんは、「拉致被害者にとって大事なことは夢と絆を取り戻すこと。帰国して夢を持ってわくわくするような体験をすること」と強調。

 横田めぐみさんをはじめ残された拉致被害者について、「われわれ5人が帰国したのを知らないわけがない。諦めて順応し、限界を超えた状況の中で16年間待ち続けていることをどうか知ってもらいたい」と訴えた。

 町民のつどいは、住みよいまちづくりへの意識を高めようと、町内各種団体でつくる実行委員会(奈須直子委員長)が主催。この日はほかに、小中学生や役場職員による意見発表、紙芝居や踊りの発表、歌謡ショーなどもあり、多くの来場者でにぎわった。


蓮池さんの話に真剣に耳を傾ける来場者
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