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大正大学、延岡で公開講座

本紙掲載日:2018-02-09
9面

牧水没後90周年、顕彰協賛−漫画家・しいやみつのりさん特別講演

◆赤塚不二夫の世界から「マンガ若山牧水」へ−2月17日、野口記念感

 没後90年を迎える郷土の歌人若山牧水をテーマとした大正大学(東京都豊島区西巣鴨)の公開講座が17日午後1時15分から、延岡市野口記念館で開かれる。牧水のこの節目に「マンガ若山牧水」を手掛ける同市出身の漫画家で、ギャグ漫画の巨匠赤塚不二夫氏の元チーフアシスタント・しいやみつのりさん(63)=埼玉県熊谷市=が特別講演し、その熱い思いなどを語る。入場無料(事前配布の整理券が必要)。

 公開講座は、大正大学の同窓会組織「鴨台会」(おうだいかい)の各支部が誘致し各地で実施されており、延岡では5年ぶり。今回は同会南九州支部(支部長・野中玄雄今山大師住職)が主催。共催は同大、鴨台会、延岡東ロータリークラブ(上杉聖次会長)、大正大学と県北の有志で立ち上げた「株式会社神の国から」(代表取締役・谷平興二延岡観光協会代表理事)。

 講座は、大正大学の小嶋知善(ともよし)副学長(文学部日本文学科教授)の基調講演「近代文学において歌人が果たした役割〜子規・晶子・啄木・牧水を中心として〜」に続いて、しいやさんの母校の旭中学校吹奏楽部生が校歌などを披露し〃先輩〃を歓迎、しいやさんが登壇して特別講演を行う。

 しいやさんは旭小、旭中を卒業後、漫画家を目指して上京。19歳で、漫画「天才バカボン」「おそ松くん」などで有名な赤塚氏の「フジオ・プロ」に入り、アシスタントとして12年間在籍。その間、チーフも務めた。

 30歳で独立し、歴史や人物、入門書、広報漫画などを手掛けてきた。主な著書に「日本の歴史年表事典」(小学館)、「日本の戦後50年」(岩崎書店)、「盲目の国学者塙保己一」など。昨年2月からは夕刊デイリー新聞の毎週土曜日に4コマ漫画とエッセーを連載中。

 しいやさんは特別講演で「赤塚不二夫から若山牧水の世界」を演題に話す。若山牧水延岡顕彰会の上田耕市副会長が聞き手役、同大OBでフリーアナウンサーの上岡信夫さんが進行役を務め、3者によるトーク形式になる予定。

◆大正大学と延岡の交流

 延岡市と大正大の交流は2年前から急速に進展した。大正大学は平成28年4月に地域創生学部を創設した。同学部の特徴的なカリキュラムの一つが「地域実習」で、学生は実際に全国各自治体に長期滞在し、その地域の活性化策を考える。

 延岡市は大正大学の要請を快諾して1期生から受け入れており、延岡観光協会や市内各企業などが学生の活動に協力している。それが縁で大正大学から延岡観光協会に「連携して巣鴨(東京)に延岡の物産品を販売するアンテナショップを設けないか」との打診があった。

 延岡観光協会は、日向、高千穂の観光協会にも声を掛け、延岡市、日向市、高千穂町の有志21人と大正大学の事業法人「ティー・マップ」が出資して県北全域の特産品を取り次ぎする株式会社「神の国から」を設立。代表取締役には延岡観光協会の谷平興二代表理事が就任した。

 アンテナショップの名称は「座・ガモール神の国から」。巣鴨駅前の一等地に今月14日にオープンする予定で、県北から関係者約50人が上京して開店を祝う。

 17日の公開講座では、冒頭でアンテナショップ「座・ガモール神の国から」の設立経過やオープンの模様が紹介される。

◆公開講座、延岡で開催の理由−大正大学鴨台会南九州支部長・野中玄雄

 公開講座は、地域文化、教育、産業振興に対する大学の社会貢献活動の一環です。地元同窓会として、開催できるのを大変うれしく思います。

 延岡市が開催地になった理由は三つあります。一つ目は大正大学の地域創生学部生が2年前から、9、10月の約40日間にわたって延岡で地域実習を行っており、それに対する感謝です。

 二つ目は大学と県北有志でつくった「株式会社神の国から」が連携し東京・巣鴨に14日オープンさせるアンテナショップの紹介。三つ目は没後90年を迎えた郷土の国民的歌人・若山牧水の顕彰です。

 講師として登壇する延岡市出身の漫画家しいやみつのりさんは今回、「マンガ若山牧水」を手掛けることになり、牧水の没後90年に花を添える形になります。牧水を若い世代に分かりやすく伝えてくれると期待しています。旭中を卒業して漫画家になったしいやさんの人生高論に耳を傾け、「マンガ若山牧水」の成功につなげたいと考えています。

 市民多数の皆さまのご参加をお待ちしています。



◆公開講座に喜びと感謝

 県北が生んだ国民的歌人若山牧水にスポットを当てる大正大学の今回の公開講座に、関係者からは喜びと感謝の声が上がっている。

◇若山牧水延岡顕彰会・飯干喬啓会長

 大正大学が公開講座を延岡で開催してくれる、それも若山牧水に特化して行ってくれるということに感謝しています。
 特別講演するしいやみつのりさんが手掛ける「マンガ若山牧水」は、塩月眞さんの著書「牧水の風景」が原作となっているということですが、漫画で分かりやすく牧水を紹介するということだけでも十分過ぎる役割を果たすことになると思います。
 小中高生など若い世代に〃牧水のあくがれ〃を全面的に出してもらいたい思います。そして喜志子夫人との接点を描いてほしいですね。しいやさんは立派な漫画文化をつくった赤塚不二夫さんを支えた人。講演では、その体験や経験を聴くことができればと思います。多くの若い方たちが講座に参加してくれればと願っています。


◇日向市東郷町若山牧水顕彰会・那須文美会長

 大学が若山牧水をテーマに講座を開いてくれるということが一番ありがたい。顕彰会は、牧水を小中学生にも広く知ってもらうために活字ではない方法、例えば紙芝居なども検討していましたが、今回、しいやさんが漫画にしてくれるということで大きな期待を寄せています。漫画なら子どもたちも喜んで手に取ると思います。
 講座ではしいやさんの講演はもちろん、小嶋先生の話も楽しみです。牧水の母校の坪谷小は牧水の教育がしっかりなされています。その成果か、子どもたちがすごく素直で優しいんです。人に優しい牧水の生き方や人間性を知ると自然とそうなるのだと思います。だから、子どもたちに牧水のことを知ってもらいたいと思います。


◇株式会社「神の国から」・谷平興二会長

 しいやさんの特別講演では「繁が牧水になったまち」としての逸話が出てくると非常にうれしいですね。牧水が歌人になるきっかけや触発した人たちとの出会い、同級生との切磋琢磨(せっさたくま)など一番の原点が延岡にあるので、そういうところが一番聞きたいものです。
 しいやさんが牧水を漫画にしたいと思った気持ちはもちろん、赤塚不二夫さんのことも興味があります。いろいろ聞いてみたいですね。
 実際にしいやさんの漫画を読みましたが、いろんな切り口があり、絵がほのぼのしているので若山牧水にぴったりの画風ではないでしょうか。「マンガ若山牧水」は皆さんが興味を示す分かりやすい内容になると思います。


◇延岡東ロータリークラブ・上杉聖次会長

 延岡東ロータリークラブは「牧水ライフワーク宣言」をしています。牧水を率先して顕彰し、より多くの人にその存在や作品、功績を広めるという活動です。
 牧水の没後90年の記念事業として、こういった講座が開かれることは、市民の皆さんが牧水をより身近に感じるきっかけの一つになると思います。
 しいやさんの講演ではやはり、一般人では知り得ない、想像できない漫画家の世界の話を聞きたいと思います。エピソードや苦労話、漫画家になりたくて上京した思いなどを聞きたいですね。
 牧水の漫画が出れば小中高生らにとっても牧水を知るきっかけになり、親しみやすくなると思います。牧水を忘れない形の一つになればと考えます。
 しいやさんと話をして「真実に基づいて漫画を描きたい」という思いが伝わりました。素晴らしい内容になると考えます。
 この講座を聞いた参加者が、延岡東RCが創立50周年記念事業で延岡総合文化センター玄関前につくった牧水ミュージアムに訪れて、さらに見識を深めてもらえたらうれしいです。


◇しいやさんの同級生(小宮硝子建材社長)・市園清貴さん

 しいや君は小学校低学年ぐらいの時に転校してきて、小学生の時はいつも一緒に遊んでいました。いつもニコニコ笑っていて、漫画はその当時から描いていました。それがすごくうまかったのを覚えています。同級生はみんなその印象が強いようです。
 小学校の時から「漫画家になる」と言っていました。中学校を卒業してその夢を追って上京、実現したのだからすごいことだと思います。ぜひ今の子どもたちにその話を聞いてもらいたいです。きっと講演で語るはずです。
 地元にいる同級生として「マンガ若山牧水」の出版に協力しています。シャイなしいや君ですが、牧水のことを話すと熱くなり、ふるさとに貢献したい思いを強く感じました。まじめで真剣なところは昔から変わっていませんでした。きっと厚みのある内容になると思います。

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