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誕生日に知らせ−三枝さん「喜び大きかった」

本紙掲載日:2018-02-08
1面
若山牧水賞を受けた三枝浩樹さん(宮崎市の宮崎観光ホテル)

第22回若山牧水賞・授賞式−宮崎市


 第22回若山牧水賞の授賞式は7日、宮崎市内のホテルで開かれ、歌集「時集」(角川文化振興財団発行)で同賞を受賞した歌人の三枝浩樹さん(71)=山梨県甲斐市在住=に賞状やトロフィーなどを贈った。主催は、県や延岡市、日向市など。後援は夕刊デイリー新聞社など。

 同賞運営委員長の河野知事は「没後90年の節目に若山牧水を県内外に広め、顕彰をさらに進めたい。三枝さんのさらなる活躍を期待します」とあいさつし、賞状とトロフィーを手渡した。

 三枝さんは受賞の知らせを受けた日が自身の誕生日で喜びが大きかったと振り返った。「若い人にとって息苦しく、不安な時代だからこそ、牧水を読むことで閉塞(へいそく)感から抜け出す一つの道筋になると感じている」と話した。

 8日午後に延岡市の聡明中学校・高等部を訪問し、その後は延岡市のカルチャープラザのべおかで受賞者記念講演を行う。

 三枝さんは同県出身で、法政大学文学部英文学科を卒業。平成28年に「二〇一五年夏物語」31首で第52回短歌研究会賞を受賞し、現在は短歌結社「沃野」の代表を務める。主な歌集は「朝の歌」「世界に献ずる二百の祈」「歩行者」など。

 賞は日向市東郷町坪谷に生まれ、日本短歌史に偉大な足跡を残した若山牧水の業績を顕彰し、短歌文学界の発展に貢献することを目的に平成8年に創設。全国の有力歌人にアンケートを行い、上位に選ばれた歌集を審議した。

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