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「うまれたまちで」稽古始め

本紙掲載日:2018-01-11
7面
延岡市在住の俳優たちの稽古。靖雄の母「セイ」役の松本みさとさんと、日高家の近所の住人「甲斐」役の誉田健次さん
特攻隊長・日高靖雄の妹「敏子」を演じるこはるさん
敏子の友人「一枝」役の安藤奈穂美さん
靖雄の弟「武雄」役の金丸朔巳君
演出の谷口ろくぞうさん

みやざきの舞台芸術シリーズ−2月17日の本番へ

◆宮崎と延岡の出演者たち熱く−厳しい時代の中それぞれの感情が交錯

 太平洋戦争末期に特攻隊長として出撃した延岡市出身の黒木國雄さんと、その家族をモデルにした演劇「うまれたまちで」が2月17日、宮崎市のメディキット県民文化センターで2回上演される。出演者たちの今年の初稽古が6日に宮崎市、7日に延岡市で行われた。

◇戦時下の家族の物語

 終戦から73年がたち戦争の記憶が薄れている中、戦後世代が選んだテーマは「家族」。戦況悪化のため日本が取った特攻作戦で大切な家族を失った一家に焦点を当てる。

 主催するサラみやざきは2年前、「蒼天(そうてん)のむこうへ」を延岡で上演。昭和20(1945)年5月11日に鹿児島県知覧特攻基地で國雄さんの特攻出撃を見送った父親の肇さんの手記を基にした作品だった。

 今回の作品は、両親、妹、弟が國雄さんに宛てた手紙を中心に据え、フィクションを交えた「日高家」の物語にした。脚本は、やぐちむつみさん。

◇難題に向き合う出演者たち

 初稽古は、特攻出撃をした兄「靖雄」への思いを募らせる妹「敏子」、父親が戦死しながらも敏子を元気づけようとする友人「一枝」の会話の場面から始まった。

 敏子役のこはるさん(16)が兄の遺影に手を合わせている。そこに一枝役の安藤奈穂美さん(25)が励まそうとやって来る−−演出の谷口ろくぞうさん(40)が何度もやり直しをさせたのが、この一枝の登場シーン。

 一枝も父親が戦死、2人の兄は戦地にいる。戦争で大切な家族を奪われた者同士が、表面は明るくやり取りしているが、胸の内には複雑な思いを抱いている。その表現に安藤さんは戸惑っていた。

 さらに、特攻出撃した靖雄の幼なじみ「久子」を演じる新納愛未さん(22)が、靖雄の妹敏子と再会する場面へと続き、2人の女性の感情の交錯が描かれていく。

 戦時下に漂う空気感、人間たちの微妙な心の動きを、せりふや表情、ちょっとしたしぐさで観客に伝えなくてはならない。数々の難題に出演者たちは向き合っている。

◇家族からの手紙

 宮崎市本郷小学校6年の金丸朔巳君(12)は靖雄の弟「武雄」を演じる。この役のモデルは黒木家の次男民雄さん(延岡市北町)で、兄が特攻出撃した時は金丸君と同じ小学6年生だった。

 金丸君は、昭和20年1月に民雄さんが兄へ「昨夜、兄ちゃんが帰って来られた夢を見ました」と書き送ったはがきを元気に読み上げた。

 延岡市の松本みさとさん(51)は靖雄の母「セイ」役。家族が息子に送った手紙を読みながら懐かしむ。この日、父「清」の代役を務めた誉田健次さん(42)と共に、夫婦の穏やかな会話の中に息子を失った悲しさ、寂しさを漂わせていた。

 この後、空襲で家が焼け、家族が逃げ惑う様子が描かれる。モデルの黒木家も國雄さんが出撃して49日後に延岡大空襲に遭い、その47日後に敗戦を迎えた。

 終戦直後、疎開先の高千穂で父親が直面した厳しい現実とは−−。

◇サラみやざきと県劇が主催

 演劇「うまれたまちで」は、県立芸術劇場が宮崎にゆかりのある個人・団体から舞台の企画案を募り、審査の上、上演する「みやざきの舞台芸術シリーズ」の一環。平成29年度は音楽、演劇の計4本の公演を上演。同作品は今年度最後となる。

 延岡高校出身の時任眞由美さんが代表を務める俳優・声優養成スクールのサラみやざきが、県立芸術劇場と主催する。

 出演者は他に池田知聡さん、川端大貴さん、重田充彦さん、中武悟さん、サラみやざき所属メンバー。

【上演時間】
午後1時(昼の部)
午後6時(夜の部)

【入場料】全席自由
一般2000円(当日2500円)
U25割1000円(鑑賞時25歳以下)

【チケット取り扱い所】
延岡総合文化センター(電話延岡22・1855)
メディキット県民文化センター・チケットセンター(電話0985・28・7766)

【問い合わせ先】
サラみやざき(電話0985・83・0633)
県立芸術劇場(電話0985・28・3208)


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