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しばぜき漁、最盛期−11月7日、立冬

本紙掲載日:2017-11-07
1面
アユの群れを目がけて網を打つ人たち(北川町熊田の小川で)

延岡市北川町−落ちアユを狙い

 11月7日は二十四節気の一つ「立冬」。県北地方は6日、延岡市で平年より1・3度高い11・9度、日向市で同2・9度高い13・9度を観測するなど比較的暖かな冬の始まりとなった。

 落ちアユのシーズンを迎えた延岡市北川町の北川では、竹で川をせき止め、産卵のために下るアユを投げ網で取る「しばぜき漁」がシーズンを迎えている。

 大正時代に土佐の漁師が伝えたことから「土佐打ち」とも呼ばれる冬の風物詩。例年、北川と支流・小川の十数カ所にせきが作られる。

 行き場を失ったアユの群れを箱めがねで見張り、目印に置いた白い石を横切るタイミングで網を打つ。一度に何匹もかかることもあれば、空網に終わることも。辛抱と一瞬の判断が要求される漁だ。

 同町熊田の小川で漁をしていた男性によると、今年は台風の影響で北川本流は濁りが取れず、小川も例年に比べて魚影が薄いという。男性は「台風による増水でアユが下流に流されたようだ。型も20センチ前後とやや小さい」と話していた。

 漁は12月まで続けられる。

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