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利点多いレーザー手術

本紙掲載日:2017-11-04
8面
下肢静脈瘤について説明する新名克彦医師(県立延岡病院)

県立延岡病院の新名医師・下肢静脈瘤の最新治療

 県立延岡病院の県民健康講座はこのほどあり、同病院心臓血管外科医長の新名克彦医師が「下肢静脈瘤(りゅう)をご存じですか?〜最新のレーザー治療について」をテーマに話した。

 新名医師によると、下肢静脈瘤は、ふくらはぎから太もも部分にかけての表在静脈で、血液が逆流して血管にたまり膨らむ疾患。

 患部の痛みや重み、だるさをはじめ、むくみやかゆみ、こむら返りなどの症状があり、こぶ状に膨れ、黒ずみ、ただれなども併発することがあるという。

 新名医師は「両親とも下肢静脈瘤だった人の約9割、両親どちらかだった場合も5割の確率で遺伝する」と指摘。また、患者の約7割は女性で、立ち仕事の人や妊婦、高齢者、運動不足や肥満の人も発症しやすいと説明した。

 職業別では調理師や販売員、美容師、看護師、作業員、教師、キャビンアテンダントなど、長時間立ち仕事をする人が大半。

 年代別では15〜29歳の13%、30〜49歳の55%、50〜69歳の61%、70歳以上の75%と、高齢になるほど多くの人にみられるという。

 脚の静脈は、動脈の拍動による押し上げや筋肉の動きによるポンプ作用などで、重力に逆らって心臓に血液を送るのが特徴といい、「その逆流を防ぐ弁が緩み血管に血液がたまることで静脈瘤ができる」と説明した。

 慢性静脈不全症になると、約9割でリンパの流れも減退。毛細血管の透過性が下がり、組織内に代謝物質が蓄積すると色素沈着や皮膚炎、湿疹が発現。さらに悪化すると炎症や感染、うっ血により潰瘍が起こるという。

 診断は理学的な検査やCT(コンピューター断層撮影)などがあり、超音波検査も有効。初歩的な治療として、脚を上げた状態で安静にする方法や、血圧を下げないようにする弾性包帯や医療用ストッキングがあることなどを紹介した。

 非手術療法は、患部静脈瘤に血液を逆流させないように硬化剤を注射して内側を閉じる硬化療法と、下肢静脈瘤を高周波で閉鎖するカテーテル焼灼(しょうしゃく)法があるという。

 手術は、特殊な器具で患部静脈を抜き取るストリッピング手術と、静脈内をレーザーで焼いて血液の逆流部分をふさぐレーザー手術。

 レーザー手術は麻酔なしで、危険性も低く、日帰りででき、手術跡も残らず、入浴制限がないなど「利点が多い」という。

 欠点としては、強くはないが術後の痛みやつっぱり感、皮下出血があり、ほかの静脈も含めて血栓ができていないかを確認するための定期的な診察が必要になるという。

 悪性腫瘍(がん)、血液凝固系異常(血が固まりやすい)、抗リン脂質抗体症候群、深部静脈血栓症、肺塞栓(そくせん)症、ステロイド治療中、ホルモン剤使用中――の人はレーザー治療は受けられないという。

 新名医師は最後に「静脈瘤は珍しい病気ではなく、手術で比較的容易に治療ができます。かかりつけ医に相談し、当院に紹介してもらってください」と呼び掛けた。

 この日、会場は参加者でいっぱいとなり、関心の高さがうかがえた。


真剣に耳を傾ける参加者
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