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芸術工学を知るキャリア学

本紙掲載日:2017-11-04
7面
高木英行教授の講話を聞くフロンティア科の生徒たち

延岡星雲高フロンティア科

 延岡星雲高校(星衛俊一郎校長)フロンティア科1、2年生80人を対象にした外部講師によるキャリア学がこのほど行われた。理数コースは九州大学大学院芸術工学研究院の高木英行教授、人文コースは延岡市企画課の赤木繁男課長の講話を聞いた。

 高木教授は「人間の感性+計算知能=芸術工学」をテーマに、国立大学では唯一の九州大芸術工学部について紹介。

 技術のみが発達して人間のことが考えられていなかったために発生した公害問題などを引き合いに、「人間を第一に考え、技術を人間のために使うという思想を持った人間を育てる学部。文化芸術から工学まで幅広く勉強します」と話した。

 また、芸術工学には物理的な設計と心理的なターゲットとを結び付けられる特徴があるとし、応用例としてホームロボットについて説明。

 「ロボットはかわいらしさや安心感も重要。しかし、かわいらしさは計れない」「人間には好みや知覚といった主観評価があり、それらはコンピューターでは分からない」とした上で次のように述べた。

 「人間にとって良いものを作るには、こうした人間の感性とコンピューターの計算力といったそれぞれの長所を生かしながら、人間と技術、コンピューターがいかに協力していくかが大事」

 2年生の山本達瑠君は「芸術工学というのを初めて聞いたが、人の役に立つことができる分野だと思った。進路の参考にしたい」と話した。

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